○星売りを読む

久しぶりに草上仁。
今回はビジネスSF短編集と銘打たれている。
なるほど、その通り。
特に冒頭のよっちゃんの株は、株式取引と言うものの本質を戯画化した傑作だと思う。
在宅勤務は、アイデアショートショート
星売りは、文字通りに惑星を売る商売を生業とする同族企業のお話し。
そんな訳で延々とビジネスネタが続いていくが、最後のファンタシイはビジネスマンの世界を舞台にしたファンタシイ。これも可笑しい。
どうしてこの本がハヤカワ文庫JAに入らないのか不思議なのだが、古本でも入手できて良かった。他にも何冊か文庫未収録のものがあるようなので、気長に探してみようか‥(^o^)