冬ドラマまとめ

bqsfgame2015-04-17

終った順に行きましょうか。
「硝子の葦」は、恐いドラマでした。たった4回でしたが、2回目のDVシーンは衝撃的でした。その意味では前宣伝の賑やかだった相武紗季よりも、中村ゆりと渡邊このみの親子が印象的だったと思います。あと、「ごめんね青春」で恋愛体質な女子高生あまりんを演じていた森川葵が、相武と年の近い義理の娘役で独特の味を出していたのは収穫だと思います。脇役が活躍したドラマでした。
それにしても、ブレーキを踏まずに岸壁に激突していくシーンと言い、意外と恐い場面が多く後味は悪いです。
「セカンドラブ」は、メロドラマと銘打った通りのメロメロな出来栄えでした。大きな問題は、主役の亀梨君が魅力的に見えないことです。年上で高校教師と言う堅い商売をしているフカキョンが、どうして彼にのめり込むのかが見えない。結果として、フカキョンが男を見る目がなく世間常識もないキャラクターに見えて、折角の彼女の魅力が半減してしまいます。
ここでも収穫は、脇役の早見あかりだったと言う感じでしょうか。それにしても、結末は安易に過ぎて、大石静先生どうしちゃったんだろうと思いました。
「デート」は、さすがの古沢脚本で、キレキレのセリフの応酬でスタートダッシュに成功。中盤少し中だるみしましたが、最後に予定調和して逃げ切りました。それにしても、「ごめんね青春」に続いて、平田満が懺悔する父親役で登場したのは、ちょっとかぶり過ぎた印象です。
「残念な夫」は、倉科カナの代表作になったのではないでしょうか。コメディエンヌとしてもシリアスとしても、とても可愛らしく魅力的だったと思います。笛木優子は、「ドクターX」の好演の後だったので、もう少し上手に使って欲しかったかな。
「マッサン」は、中盤までのマッサンのダメ男振りがドラマを低調にしていました。しかし、余市に行ってから盛り返し、戦争期の辛いエピソードで見応えのある週が続きました。終って見ると、このドラマは「マッサン」ではなく「エリー」だったのだなと思いました。それにしても終盤になって、黒島結奈、木南晴夏天海祐希を投入、朝ドラ人脈の優希美青、清水美沙、宮嶋麻衣を動員して一気に仕上げたのはNHKの意地を見た思いがしました。宮嶋麻衣は、柔らかいロングになっていて、最初、誰だか判りませんでした‥(^_^;