指輪物語+友と敵をソロプレイ、その4

これでもかと「指輪物語」+「友と敵」をソロプレイ。
設定は同じ3人で15サウロンスタート。
昨日よりさらに悪く、最初にフロドがリングトークンを手に入れ損ねたところに、一気に日時計が進んでしまってガンダルフの手紙を受け取り損ねてしまってナズグルの襲撃を受けてしまった。サムの一回能力で凌いだが既に苦戦。ブレーを抜けた時にはフロドは9まで前進。しかし、今日は敵がいなかったのでモリアは迂回できた。
アイゼンガルドでは敵が増えて苦戦、止む無くヘルムズディープへと入ったが此処でシャドウファックスを手に入れて敵を振り切ることが出来、結果として今度はシェロブの巣を迂回することができた。
此処でピピンの一回能力と指輪の力で一気に走りぬけようとするが抜け切れず、相次ぐ日時計にリングベアラーのピピンが呑まれることになってしまって55マス目で力尽きた。
4回プレイして未だにクリアできないのだが、バランス的にはモルドールまで来て力尽きるのが良い感じ。イベントの綾も面白く、ブレーでこそこそ隠れているくらいならさっさと旅を始めるべしというのは原作のストーリーを良く反映している気がする。
敵の存在の有無によるボードの迂回ルールも、戦略的な選択肢を生んでいていくつかの異なるストーリー展開を生んでいてやりこんでいる人にはとても面白いと思う。ただし、初見では道程をどう進むべきか見えないと非常に効率の悪い経路を歩むことになりがちで、先に備えて何を温存したいかもわからない。その意味で慣れていない人には難度アップと感じられることだろう。「指輪物語」を少なくとも5回以上はやったことがある人向け。けれども、そういう人にとっては新たな挑戦のしがいのある傑作拡張だと思う。
なにより原作のストーリーの綾と齟齬を感じないところが良く出来ていると思う。クニッツアの会心の仕事だろう。