バスをソロプレイするx2

ルールを読んでみたところ、「バス」は意外なほどに普通のユーロゲーム的にサクサクとプレイできそうな気がしてきたので早速やってみた。
基本的なメカニクスは、盤上に全員共有の乗客がいて、それがターンごとに昼、夕方、夜と時間が移るにつれて、オフィス、パブ、家と移動したがるというニーズがあり、これをバスで輸送してやると得点というもの。
バス路線は、一筆書きの要領で盤上の道路に、自分の色のバーを置いて設置していく。此処を走行するバスの車両を1台購入するごとに、路線上の乗客コマ1つを移動させることができるようになる。乗客は追加乗客アクションの実行で新たにボード上に二箇所ある駅に到着し、そこからニーズに応じて移動して散っていく。
非常に整然としたメカニクスで、率直に言って物凄く好みのタイプのゲーム。その昔、「タクシー」という創作ゲームを作ったことがあるのだが、そのときにやりたかったものが具現化して目の前に現われたようで嬉しい驚きだった。
あまりに面白く、しかもプレイタイムも手頃だったので、思わず2回続けてソロプレイしてしまった。こういうことは、最近では「ゴア」に続いてだが、これも早くも対戦してみたいものだ。