一之江ゲーム会:ショートタイムスタートレーダーを対戦プレイ

bqsfgame2008-01-23

Yさん、TSさんと3人でプレイ。
インストに1時間以上掛かってしまうのはこのゲームの最大の難点かも知れない‥(^_^;
3時間制限+1ターンという時間制限でプレイして、9ターンまで進んだ。1時間で3ターンくらい進むのであれば7時間くらいプレイすると20ターンくらい行けそうなので、当初の構想通り1日で決着するゲームになったかなという気がする。
Yさんは、最初に見たビジネスチャンスに目がくらんで借金して予定外の宇宙船を購入したのだが、金利水準が高い初期状態での借金は雪だるま式に膨らんで行き、最後には1枚100HTのローンタイルを10枚近くも並べるようになっていた。借りすぎに注意しましょう‥(^_^; 特に利息払いのために借りますようになってはいけませんでした。
今回が初プレイのTSさんは、最初の2、3ターンは手探りだったようだが、途中からは「面白い」を連発し、残金が3桁の人がいていいんですか? とYさんを焚きつけようとしていた。生憎と今回は、資金水準にははっきりと開きが出てしまって順位を争うプレイと言うよりは、自分が納得するビジネスを作れるかという多人数ソロプレイに近い展開となってしまった。3人だと、商売する資源も最初はかち合わなかったので特にその印象が強かった。
わたしはと言えば、モノポールで行くぞという強い意思のもとスタートしながら、途中でスパイスに変心してしまいマーケットポジションを有効に活用するところまで回すことができず無駄の多いプレイ。それでもプレイ回数の一日の長で不要な設備投資を避け、原点500HTを終了時の資産評価で594まで増やして一応のトップ。かなり頑張ったし手応えもあったのに、それでも資産増加率は20%に届かないと言うリアリティのある厳しいビジネスゲームだった。
今回はオリジナルルールとして導入したメインストーリーイベントは、外宇宙航路が開けて好景気がやってくるというもの。宇宙船本体価格は資産評価時に100%で見てもらえるので償却費不要というぬるぬるルール。それでも利益が94というのだからしんどいゲームだ。ただし、モノポール貯蔵器という100HTのオプションが資産評価ゼロになるので、100HTの償却費を実際には返した上での94利益なので、それなりに儲かった気がしていたというのは幻想でもない。
ただ、プレイしている途中で、どうも投資案件間のバランスがおかしい気がしてきたので、次のプレイまでに少し見直す必要があるかも知れない。このままでも、その歪がどこにあるか気付いて活用するところがチャレンジングと言えばまぁそうなのだが。彗星さんのような目の付け所がシャープなプレイヤーを入れてやると、もっと他にもいろいろと割りの良い戦術が見つかってくるかも知れない。
あとは、ビジネスの機会の発動タイミングについては、オリジナルで新規に加えたものを中心に明確が必要な気がするので直さないといけないだろう。
とまれ、発売当時も含めてこれで5回目くらいのプレイだと思うのだが、今まででは一番ゲームらしくなったかなという印象。もうちょっと頑張ると満足の行く姿に仕上がりそうな感じだ。一日でプレイできるのなら、これも「サンダーズエッジ」と同様に年に一度くらいずつやりたいものだ。