34期碁聖戦(2009年6月)から七大タイトルの挑戦者を並べると、
碁聖
●結城聡
名人
○井山裕太
天元
山下敬吾
王座
●山田規三男
棋聖
張ウ
十段
山下敬吾
本因坊
山下敬吾
碁聖
○坂井秀至
名人
高尾紳路
天元
?結城聡
王座
?山田規三男
となっている。○●?が付いているのは、関西棋院、関西総本部の挑戦者。のべ11人中の過半数の6人を数えている。逆に本院の挑戦者は、山下、張、高尾と言う四天王だけしかいない。四天王を除くと現代碁界は西高東低と言って良いような状況だ。
タイトルそのものについては、井山名人と坂井碁聖だけなのだが、今月から始まる天元戦、王座戦の結果によってはタイトルの西方流出が進むやも知れない。