霧の中の作戦設計

昨日の事情があるので、プレイ開始前の作戦設計の駆け引きが非常に重要になります。特に作戦目標を自分で選べる南軍は、選択権があるだけに良く考える必要があります。
まず事前に得点目標を概算して置く必要があります。一番見積りやすいのは補給目標です。これは、相手の行動と関係なく接敵前に収集できる補給ポイントがどのくらいあるかを見て置く必要があります。
補給収集には、条件があり、山地でないエリアに、連絡線を引ける歩兵師団か騎兵旅団を配置し、強行軍や戦闘を実施していない場合にターンエンドに1エリアから1ポイントずつ獲得できます。さらに、同じエリアからはゲームを通じて3ポイントまでしか獲得できません。
連絡線の制限が意外に厳しく、ユニットは軍団司令官と同じか隣接エリアにいなければならず、軍団司令官は軍司令官と隣接または鉄道/街道で連絡していなければなりません。
プレイヤーズノートにもありますが、本格的に接敵する以前の第5ターンまでに20ポイントくらい集めるのが目標です。勝利得点的には、20を越える1ポイントごとに南軍の得点、不足する1ポイントごとに北軍の得点となっています。ですので、補給を目標にするからには20は最低ノルマで、そこからどれだけ積み上げられるかが勝負です。
他の目標を選ぶ場合には、補給作戦と比べて、その作戦で獲得できる得点見込みがどのくらいかを考えれば良いでしょう。もっとも事態は単純ではなく、南軍の条件選択で北軍の得点プログラムも変わるので、相手が取りそうな得点もケース別に考える必要があります。