コマンド63号を入手

bqsfgame2005-06-20

今回の付録ゲームはS&Tの付録ゲームだった「フォーガットゥンアクシス:ムルマンスク」。KOSのウォーゲームページで発売当時、シンプルなルールですぐにプレイできるゲームとして高評価されていた一作。
本誌記事の中では「リスクスターウォーズ」の記事がSFゲームネタなので気になるところ。わたし自身は実物を見たことすらなく、こうして既に雑誌記事になっているのを見ると、少々焦燥感も。とは言え、ボードのアートワークはそそらないこと夥しく、またシチュエーションの切り出しとしてもクイーンズギャンビットと比べると魅力的でない。容積的に家庭の敵な気もするし自分ではなかなか買えないかも‥(^_^;
もう一つ気になったのはYSGAの山内氏の「ストリーツオブスターリングラード」。山内氏にはYSGAの例会で「TSS」を対戦させていただいたことがあるが、あの難読ルールゲーム「エーデルワイス」をバリバリ消化されてしまうという凄い方。
山内氏に掛かってはストスタもプレイアブルなゲームとあっさり消化されてしまうかと思いきや、「手間のかかる初期配置、所属に合わせた煩雑な部隊運用、徒労感ばかりがつのり成果の挙がらない市街戦と、実戦同様爽快感のかけらもないストスタではあるが‥」と書かれていて安心したような、山内さんでそれならわたしには消化できないかと不安なような‥(^_^; 我が家に鎮座する巨大なボックスを見て考え込んでしまう。
とまれ、その後に「眺めているだけで楽しい詳細な戦闘序列による個々のユニットがプレイヤーの士気を鼓舞してくれる。」と書いてあって、ああそうかだから「エーデルワイス」のルールブックも突破できるのかと納得したり。
この記事の指摘で鋭い点の一つに「ここのところ相次いで発売された『装甲擲弾兵/東部戦線』、『アドバンストトブルク』の人気からも分かるとおり、シミュレーションゲームにおける戦車ユニットの存在価値は極めて大きいと言える。」というのがある。わたしの勝手な解釈で補足すれば「存在価値は『営業戦略上』極めて大きい」ということだろう。これについてはまた明日。