感想

カメとしてモグラと深刻な戦いを演じて勝ちきったことは嬉しかったのですが、そんなことに労力を掛けている内に二人で疲弊してダイノクロックに優位を与えたことは間違いないようです。白亜紀にはプレシオサウルスでかなりのところまで行ったのにカタストロフィで全滅したのも痛かったです。プテラノドンがもう2ターン早く生まれるか、ダイノクロックプレイヤーが疫病で絶滅種を出してくれれば‥というのはあったのですが、全て「たられば」でした‥(^_^;
結局のところ、自分が手に入れた「I遺伝子(昆虫捕食)」とかぶるものがすぐ後に出てきてしまって買ったものの価値が下がったこと、さらにこれを維持するために次の買い物を強要されたこと、そこまでして維持した種が住めるバイオームがゲーム中盤では失われかかったことなど、悪い方へ悪い方へゲームが展開した不運がありました。
とは言え、その不運の中で全力を尽くして生き残ろうとするプレイ感は正に進化ゲームのシミュレーションの真髄だと思いました。
これほどプレイから得られる知見が深く広く、そこから得られる感動が大きいシミュレーションゲームは他にはないでしょう。オリジナルルールでは冗長に過ぎる難点がありますが、ローカルルールで改造すればするほどに楽しく遊べました。
なおこれで満足しきったわけでもなく、次回は同じ3人プレイでも、動物シートを入れ替えてダイノクロックの代わりにドッグフェイスを入れて雑食動物がいる世界でやってみようかという話しが出ました。
今回のプレイでは4時間強で完全決着が付きましたので、普通のゲーム例会で十分にできるようになりました。