臨時千葉会:指輪物語コンフロンテーションを対戦プレイする

マーレノストラムを早めに諦めた間接的な理由の一つが、指輪物語コンフロンテーションをやりましょうという懸案があったため。
こちらも初めてと言うDragoonさんにインストした上で、ご希望のフェローシップを持ってもらって対戦。初戦は、どうもフェローシップの動きから見て、フロドは後方配置と判断。ホビット庄に最後の駒が一つだけになった瞬間にフライングナズグルで航空攻撃して、サドンデス勝利。フライングナズグルがいる間は、フロドが単独になるのは危険と言う教訓を残して終了。
二戦目は、かなり長期戦になるも、最後はサウロンから見て左翼にフロドとサムが前進してきたところで詰みが見えて終了。
1:サムがオークを攻撃、オークは退却カードで横退却。2:サムが前進。3:シェロブが前進してサムと戦闘。サム側の相討ちカードで相討ちに。これで両軍全カード終了、カード再補充。4:フロドが前進してオークと擦れ違う。5:ドゥームマウンテンのサルマンが前進。6:フロドが前進。7:ウィッチキングが前進して戦闘に。フロドは横退却。8:フェローシップレゴラスで手を空ける(正体不明のサルマンに突っ込めないので)。9:サルマンが前進してフロドを攻撃。フロドはウィッチキングが横にいて退却できずカード戦闘に。サルマンは、特殊能力でカードを使用しない戦闘を選択。結果としてサルマンが4対1でフロドを倒して勝利。
までの9手詰め。
いつも思いますが、すべての駒の特殊能力、すべてのカードに意味がある素晴らしいデザインです。そして、プレイするたびに異なる展開のエンドゲームになるのも摩訶不思議。クニッツアは天才ですが、それにしても本作の完成度は凄まじい。今回の9手詰みは、筆者の対戦歴の中でも屈指の長手数。それでも論理的に一本道になっていて分岐しようがありません。恐ろしいゲームです。囲碁や将棋のような千年を越える歳月に研ぎ澄まされたアブストラクトと同じ水準の完成度だと言えます。
これも面白いので、機会を見て是非再戦をという話しで合意して散会しました。