ファイナルコメント

こう言ってはなんだが、原作はボードゲームの題材として魅力的とは思えなかったし、世評も聞かずほとんど期待していなかった。オークションで入手後も積読だったのだが、やってみたら意外に面白かった。ゲームと言うのはプレイしてみないとわからないものだと思うのは、今年は「ペンタンタスター」に続いて二度目だ。
ただ、ユニットにエラータが多かったり、ルールブック冊子の構成が妙な具合に二分冊に分かれていたり、どうも商品としての完成度という意識が感じられない。「コスミックエンカウンター」では良い仕事をしたメイフェアなのだが、この時期のオリジナルSFゲームは「フォーエバーウォー」もそうだがどうもいただけない作りのものが多い。