大きなフレームワーク

北軍先攻で交互にプレイしていき、北軍のデックが切れた次のターンまでで終了すると思ってもらえれば良いだろう。自軍のプレイヤーターンは、
1:ドロー・リプレイスフェイズ
2:デプロイ・ムーブフェイズ
3:コンバットステップ
4:再編成ステップ
5:再構築ステップ
から成っている。
ドローフェイズで、カードのドロー、および補給ポイントの補充を行う。両者は互換性があり、ドローを放棄して補給ポイントに替えること、補給ポイントを使ってカードを引くことができる。北軍は原則として5枚のドローを得られる。互換で補給に替えられるが、デックの枯渇でゲーム終了を規定しているので最低でも2枚ドローしなければならない。また、末期になると追加の補給ポイントを1ポイント加えてもらうことができるようになり、最後の攻勢を支えられるようになっている。
南軍は原則として4枚のドローと1補給ポイントを得られる。最低ドローは1枚。南軍デックはゲームの終了タイミングに影響しない。戦況によって補充は制限され、北軍海上封鎖が進むと南軍の補充は減る。さらにミシシッピ川の制圧、穀物倉庫地帯の制圧、工業都市の陥落などによって制約は厳しくなっていく。逆に南軍の北部州への侵入による鉄道網寸断で北軍の補充も制限されることがある。
カードドローは部隊編成や補充の基幹であり、補給ポイントは攻撃を1回行う度に1ポイントを使用するので特に北軍にとって戦争を進めるための燃料そのものである。その一方で、カードドローを進めることでゲーム終了が近付いてくることになり、時間までに南軍を屈服させなければ南軍の勝利となってしまう。
[つづく]