○ハリーポッターと不死鳥の騎士団を読む

bqsfgame2007-08-09

世の中から2週遅れで読んでいるハリーポッター
前作、「炎のゴブレット」はシリーズ中過去最高の面白さだったし、レンタルDVDで見た映画も予想に反して超大作をそれなりに消化していて合格点だった。
それを踏まえて今回は映画が公開されている第5作を読んでみた。率直に言って本が物理的に重い‥(^_^;
それは別としてサクサクと読み進むことができたのだが、内容的には今回はイライラさせられる展開。ヴォルデモートの復活を魔法省は認めようとせず、逆にハリーやダンブルドアを変人や反逆者のように扱おうとする。世間の無理解と戦う物語を主人公に感情移入して読むと苛立ちを感じるものだが、その意味で良く書けていると思う。
ストーリーの途中までは、実はダンブルドアが死んでしまって、決定的な危機が予想されるところで6巻へと引くのではないかと思っていた。結果は違う人物が死んでしまい、今回も夏休みに向けていつものように小休止できる結末となっていた。
あと2冊だが、どう幕を引いていくのか、来年の今頃に6巻を読みたいと思っているので、今から楽しみにしている。