千葉会:徳川家康をプレイ その4

西軍プレイヤーとしては、これ以上は望むべくもない展開となり、まさかのサドンデス勝利となった。
原因は、
1:上杉を第1ターンに引いたこと
2:佐竹を第2ターンに10戦力付きで調略できたこと
3:家康が事前に兵力をまったく動員していなかったこと
4:第3ターンに東軍プレイヤーが後攻を選んだこと
などがある。
非常にレアケースなので、どこか一つ狂っていたら成立しない勝利だった。
東軍が負けないようにするにはいくつかの選択肢があった。
5:第3ターンの調略手順で、東軍は調略カードを3枚で買うのを止め、その全てを佐竹に投入した。しかし、結果から言えば、上限の5枚まで買って、全てを投入するべきだった。それで恐らく佐竹は調略できていたろう。ただし、これは西軍の恩賞カードの引きが悪かったことからくる結果論。
6:家康が事前に1兵力で良いから動員しておくべきであった。
7:上記の6を実施しておくと、移動のイニシアチブロールに勝ったので、その1兵力を使って先攻を選択して佐竹軍ないし上杉軍のいずれかに突入させると、その移動を停止することができた。
と言うようなことを感想戦で話したのだが、ここらへんは徳川家康と言う独特のシステムを持つゲームのシステムを全部理解して運用を考えて出て来る話しになる。システムの独自色が強いので、なかなか咄嗟には運用できない部分もあり、セカンドゲッシングであることは否めないだろうか。
兵力がないと移動できないとか、先に進入されると移動できなくなるとか言うのは、なかなかに独特の世界。もっとも、この先に進入されると移動できなくなると言うのは、なにか別のエリア式ゲームでも同じテクニックを見たことがあるので、徳川家康固有と言うことではないような気がする。