ＧＪ３９号にＡＴＯ３０号の「トルコの鞭」のレビューが載っていてビックリ！
日本ではマイナーなオスマントルコ視点のゲームですから。
内容的には「賤ヶ岳戦役」的なスケールのゲーム。賤ヶ岳は１ターン＝５日、トルコの鞭は＝７日。
シナリオは４つ。
１５２６年のスレイマン１世のモハーチの戦いの遠征。
１５２９年の第一次ウィーン包囲。
１５３２年のスレイマンの最後の大遠征。
１６８３年の第二次ウィーン包囲。
こうして見ると１６世紀から１８世紀に掛けて、いかにヨーロッパ社会にとってトルコが大きな脅威だったかが見て取れる。
アブストラクトな戦略級マルチとしては、プレイしたオスマン帝国の台頭が面白かったが、戦国群雄伝的な部隊の機動が見える戦略的作戦級のゲームは貴重だ。このレビューを見て、やっぱり資料的価値から買っておこうかと思うようになった。
ただ、シナリオ的には競技ゲーム的なバランスがなさそうなものばかりなので、対戦するかどうかは微妙な作品なのだとは思う‥(^_^；
