第二次ウィーン包囲と言えば

1683年の第二次ウィーン包囲と言えば、ワレスの「神のプレイグラウンド」にも登場する。
あちらはポーランド視点のゲームなので、外敵としてのオスマンがハプスブルグとポーランドそのものに押し寄せてくるのを、ポーランド側として迎撃しなければならない。
史実ではポーランド国王ヤン3世ソビエスキがウィーン包囲を救出してオスマンの最後の遠征を撃退することになった。
「神のプレイグラウンド」では、そもそもハプスブルグ家自体もポーランドに対する外敵として描かれているので、ここらへんはゲーム的には奇異に感じる人がいるかも知れない。それは、キリスト教国同士でのカソリックプロテスタントの勢力争いと、それ以上の脅威である異教徒に対する団結の綾であり、世界史の面白いけれども難しい部分の話しになる。