ゲームはシステムに非ず

とかく日本ではゲームシステム論が語られる傾向にある。かなり分析的にゲームを遊ぶ文化だと言うことだろうか。
しかし、昨日も書いたように同じレッドラシステムと言えども、評価には雲泥の開きがある。つまり、ゲームはシステムには非ず。むしろ、その作戦ごとのシチュエーションの妙味によって面白くもつまらなくもなると言うことではなかろうか。
フォークランドショウダウンがつまらないのは、察するにフォークランド紛争がゲームの題材シチュエーションとして魅力がないのではないかと懸念する。
フォークランド紛争を最初にゲーム化したのは1982年のメイフェアゲームズ版ではないかと思うが、これもBGGで見ると5.70と5点台に低迷している。
ウォーゲーマー誌が発表したポート・スタンレーは、英軍の上陸作戦に焦点を当てた陸戦ゲームなので、ちょっと同列には語れないだろうか。
いずれにせよ、レッドラが面白かったからと言う理由で、レッドラシステムのゲームを次々に買うのは危険ですよと言う自戒の意味を込めて書いている‥(^_^;