茨城会:When Lions Sailedを対戦プレイする

かねてから準備してきたミランダ大先生の話題作をついに対戦してきた。
今回は3人プレイで、YGさんがイギリス、提督さんがオランダ、筆者はスペインを担当した。
どんなゲームでもそうだが、実際にセットアップして動かし始めてみないと判らないことと言うのは多い。ルールはルールブックを読んでおけば判るが、初期の戦況はマップにユニットを並べてみないと実感することが難しい。
ざっくりと整理すると、
オランダは、アジアに多くの植民地を持っており勝利得点で先行している。ただし、「アジアに」と言うのが問題点なのだが、これはシステムの所で後述する。
イギリスは、植民地的には出遅れている。しかし、優秀な艦船を建造できるポテンシャル(ユニットプール)を有しており、その優秀な艦隊でどのように出遅れを取り戻すか自由な選択肢を持っている。言い換えれば、このゲームはイギリスの出方でストーリーラインが決まってくるように思う。
スペインは、中米に植民地を持っており現在キャッシュフローが潤沢である。これは特にターン数の短いプレイでは重要な意義がある。ただし、イギリスとは反対にユニットプールが貧弱であるため、潤沢な資金を持ってもそれを強力な艦隊に結び付けられないと言う悩みがある。