ＷＯＷＯＷです。
実は初見。「レジェンドオブゾロ」を数年前に地上波で見てから、ずっと見たいと思っていました。
率直に言って、珍しいことですが続編の方が面白いと思います。
快傑ゾロは、メキシコの大衆文学が生み出した大人気義賊。映像化された回数も多いのですが、きちんとスペイン語圏の俳優が演じたのは本作が初めてと言うから不思議なものです。
メキシコ領だったカリフォルニアを、現地で得た金塊でメキシコ政府から買収するという大陰謀。しかし、ゾロが問題にするのはそこではなく、そのためにカリフォルニア地元住民を奴隷化して金鉱で働かせていること。そして、自分の妻を殺し娘を奪った陰謀の首謀者に復讐することです。
この辺のメキシコ独立戦争から、米墨戦争、テキサス反乱などの辺りのアメリカ史は、日本では知名度が低いですね。南北戦争でさえ、一部マニアの知識なのですから止むを得ませんが。
映像的には、かなり頑張っていて、どう見てもビッグサンダーマウンテンにしか見えない金鉱のセットが素晴らしい‥(^o^)
キャストの中では、出世作になったキャサリン・ゼタ・ジョーンズが好みではないのですが、さすがに綺麗に映っています。思えば、「サイドエフェクト」のシーバート博士な訳ですが、当時はまだ２０代です。
