シーズン5の第7話目です。
機内でハーリーの横に座っていた中東風の男が棚を整理している。イラーナと言う女性に、シーザーと呼びかけられた。男を見つけたと言われ見に行くと、それはロックだった。乗客にいなかった男だとイラーナは言う。
朝になってビーチに出ると、ロングカヌーがあった。夜の間に機長と女が二人で出て行ったようだと言う。
回想:ハンドルを回したロックは、チュニジアで倒れていた。複雑骨折で動けなかったが、監視カメラに手を振って助け出された。そこへウィドモア氏がやってきて、前に会ってから何日だと質問され、ロックは4日間だと答える。ウィドモア氏は、自分はベンに追放されてしまったと説明し、君も追放されたかと聞く。ロックは、自分で出てきたと言い、島を出たものを連れ戻しに来たと説明する。ウィドモア氏は協力を申し出て、ジェレミー名義のパスポート、皆の連絡先リスト、現金を渡す。そして、付添としてマシュー・アバダンを付けてくれた。
まず、サンドミンゴで大工をしているサイード。彼は島を出て愛する女と結婚できた、たった9ヶ月だったがと言い、ともかく戻らないと拒否する。NYに行って大きくなったマイケルと会うが、ロックは彼には戻れと言えなかった。ハーリー、ケイトと話すが、どちらも戻る意思はまったくない。
そこまで行ってからロックは、マシューにヘレンの居場所を教えてくれと頼む。すると、マシューは一つの墓に案内した。彼女は病死していた。墓地を出ようとした所で、突然、マシューが射殺された。ロックは慌てて発進して逃げ出すが交通事故を起こしてしまう。搬送されたのは、ジャックの病院だった。
ジャックも戻らないと言うが、ロックは洞穴でのクリスチャンの言葉を思い出して、君の父がよろしくと言っていたと伝える。
退院してホテルに戻ったロックは、リチャードが死ぬ必要があると言っていたこと、クリスチャンが犠牲として必要なのだと言っていたことを思い出し、遺書を書いて自殺しようとする。そこへベンがやってきて、思いとどまるようにと言った。議論になるが、ウィドモアとベンのどちらが正義なのか判らない。ベンからジャックが毎晩のようにオーストラリア便の飛行機に乗っていると聞き、まだ可能性があると思い直す。そこで、ベンにクリスチャンから聞いた段取りを説明したのだが、それを聞き終えるとベンは自分の手でロックを絞め殺して自殺に見せかけて吊るしてしまった。
ダーマの資料を読んでいるシーザー。そこにロックが入ってきた。シーザーは機内でフラッシュがあった時に何人かが消えたが、その一人が怪我人でいると言う。ロックが行ってみると、それはベンだった。ロックは、私を殺した張本人だと説明する。