☆蜜蜂と遠雷を読む

bqsfgame2018-06-28

本屋大賞です。
ついでに言えば直木賞です。
二段組500ページの大作ですが、リーダビリティは圧倒的なので本好きの人なら3日あれば大丈夫でしょう。
ピアノコンテストの三次にわたる予選と本選を描いたピアノコンテスト小説です。
本当にそれだけなのですが、それがどうして500ページもあるかは読んでみてのお楽しみ。
コンテスタントの内の4人を中心に描いていますが、それ以外のコンテスタント、そもそも審査員、周辺の人物も含んだ群像劇です。
ピアノに此処までするのかと言うのが正直な感想。ここまで取材したのかというが続いての感想。
それにしても緊密な巨大構造物になっていて驚きます。
作中の演奏曲で言えば、プロコフィエフの3番でしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=ySR4WBGHkvQ