ケイジとケンジを見る

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今期の本命です。

まんぷく」を成功させた福田靖の一年ぶりの新作。「HERO」で検察内部を描いて成功した福田先生が再び検察に帰って来ました。

初回の番宣を見るまで、「バディもの」の位置付けだとは気付きませんでした。刑事同士とかならありきたりですが、捜査官である刑事と、法律家である検事の組合せは見掛けません。そこでの立ち位置の違いにも注目。

検事側の台詞として、「警察が逮捕した被疑者の内、起訴されるのは3割。起訴された場合の有罪率は10割」というのが出てきて、そうか日本の司法制度は逮捕=有罪では全然ないのかと認識を新たにしました。

ご贔屓筋の比嘉愛未さんが刑事の妹で検事の担当事務官で登場します。いがみ合う二人を居酒屋で関西弁で一喝した所が初回の見どころだったでしょうか(笑)。

あと居酒屋のおかみが奥貫薫さんで、あまりにも嵌まっていて驚きました。バイプレイヤーとして一流だなと思わされるのは、「義母と娘のブルース」のPTA会長に続いてです。

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後は柳葉敏郎が久しぶりに大きい役で出てきて懐かしく思いました。演技的には室井管理官風です。比嘉愛未と組み合せると「コードブルー」ですね。