NLBのカードセットには何種類もある!

 11月の課題に書きましたが、ナポレオンズライブラリーのカードセットを使ってみようかと準備しています。ところが、対戦相手の方がカードを機械翻訳したというファイルをいただいて眺めていると、どうも自分のカードセットと噛み合わない。

 調べを進めて行った結果、NLBのカードセットには少なくとも3種類があるようです。

1:ユニバーサルデック:現状のカードセットで、OSGのサイトによるとナポレオンズホイールに入っていて以後のゲームではこれを標準とすると書かれています。

2:祖国の危機デック:祖国の危機の少なくとも初版には入っていたセット。カードの下部に祖国の危機と明記されています。小生の保有するナポレオン退却すの初版にもこれが入っています。三部作最後のナポレオンの終焉についてどうなるのかはOSGサイトを見ても明言されていません。

3:諸国民戦争デック:水戸さんの保有しているナポレオンの復活に入っていたそうです。推定ですがカードが導入されたライプツィヒ第5版もこれではないかと疑われます。

 なお、OSGサイトのデック別売り案内によると、祖国の危機も復活も現在ではユニバーサルデックが同梱されているとのことです。

 めんどくさいことするなぁと言う感じです。

 さらにユニバーサルデックには戦場の不確実性というカードが両軍ともに7枚程度含まれており、これは個別ゲームルールによって都度読み替えて適用するのだそうです。なんだ、ユニバーサルデックを手に入れれば後は何も気にせずカードだけ見れば良いという風にもならないのですね。すっごく不親切。

 確かに個別の戦いに固有の重要イベントと言うのはありますし、それをゲームに反映したいというデザイナーの心理は良くわかるのですが、プレイアビリティという点ではいただけないです。

 本件、アップ前にMAで展開した所、なんとアゲインストロシアにはそれ用のデックが、さらに半島戦役デックもあるということがわかり、少なくとも5種類のデックが存在していることが判りました。ここまでするなら完全に個別タイトル専用のコンポーネントとして全部のゲームに、それ用のデックを入れた方が良いんじゃね?と思ったりも。