S&T342:カロリンギアントワイライトを入手する

 アルビオン作戦を買って数日、気が付けば再入荷していました。

 フランク王国カロリング朝の崩壊期を扱う戦略級ゲーム。ゲームの作りから、てっきりミランダ作品と信じて疑わなかったのですが、「1066:3つの戦いの年」のブレンダン・ホワイトなのでした。
 カロリング朝と言えば、何と言ってもシャルルマーニュなのですが、記事を見ると大ピピンから下がずらりと並んだ家系図があり、当時の西ヨーロッパ全土に亘る進行図が複数枚用意されています。

 うーん、ここらへんは良く知らないのでちゃんと歴史記事を読むべきでしょうか。
 ゲームの切り取りとしては、シャルルマーニュが死んだ814年からスタートです。
 ウィキペディアによれば
「カールは「兄弟間の連帯による統一というフランク的な王国相続の原理」に従い、806年に「国王分割令」(ディヴィシオ・レグノールム)を定め、嫡男のカール若王・次男のランゴバルド分国王ピピン・末子のアクイタニア分国王ルートヴィヒを後継者とした。」
 とあります。フランク王国が混沌とした歴史を刻んだ遠因として、全ての男子継承者に王国を均等に相続させるという原則を適用し続けたということがあるそうで、結果として兄弟で再統一を目指した戦乱が絶えなくなったとのこと。公平な分割が、大きな目で見た時に正しい解決策ではないという実例です。
 現在のヨーロッパとの関係は、こちらが見やすいです。
https://sekainorekisi.com/world_history/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E7%8E%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%88%86%E8%A3%82/