秒速5センチメートルを見る

WOWOWのダビング再視聴です。

桜の季節になったら見ようと思っていたので、忘れずに見られて良かったです。

1時間の中にショートムービー3本で構成された物語。誰にでもある初恋の思い出を刺激するような構成は見事です。

改めて見て、やはり第1話の桜花抄が良いなと思いました。

判っていても最後の踏切の向こうに人影がないことの喪失感がすごいですね。

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ワサビを見る

WOWOWです。

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リュック・ベッソンジャン・レノ広末涼子です。

公開当時みたかったのですが、今になってようやくです。

広末は、ジャンの知らないでいた娘の役。お母さんがなくなって、後見人として突然フランス人の警察官を遺言で指名。と言うことで二人は初めて出会うのですが‥。

というお話しで、後はお母さんの本当の仕事と、そこで得た大金を巡る争奪戦に巻き込まれて、ノンストップサスペンスに。

2001年の作品ですが、当時流行のピークだったDDRが出てきて、なんとジャン・レノがステップを踏んで見せます。

懐かしい。自分も良く踏んでいたものです。

ラーメン大好き小泉さん2019春spを見る

万難を排して録画してみました(笑)

平成最後のラーメン小泉さんという位置づけなのですね。平成ラーメン史の纏めになっていて、なるほどと思わされました。

久しぶりに元SKEの木崎ゆりあを見ましたが、良い意味で狸系の可愛さはそのままと思いました。

ゲスト陣では、断然、夏菜が良いと思います。朝ドラでコケて、一番可愛かった頃をブレークし損ねましたが、良い感じに姉御肌女優になったと思います。

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グレずに続けていて良かったと、本人も見ている人も思う事例でしょう。代表作が欲しい所ではあります。

千葉会の会場近くの富田が出ていましたが、7時に整理券をもらって15時過ぎでは、ちょっと食べに行けませんね。ラーメンが人生の主目的になってはいないので、そこまではしない感じです。一度食べて美味しかったのは事実ですが、8時間かけられるかと言うと、ちょっと無理。

○海神の裔を読む

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豊田有恒です。

SF宝石チェックリストで気になった本の2冊目です。

「パチャカマに落ちる陽」が中南米古代文明ものだったのと対になるような日本古代史ものです。

邪馬台国1、壬申の乱2、大化の改新2と並び、織田信長ものが断然新しく感じるという時代バランス。

もともと豊田先生は、タイムトラベル物が得意だったので古代史に造詣が深いのでしょう。特に、正史とされていない史実を発掘するのがお好きなようで、その手段としてSFを利用しているとも見えます。

本書でも、視点人物が卑弥呼の後継者だったり、一般には悪役として描かれる蘇我入鹿だったり、敗死する側の大友の皇子だったりするのが特徴的です。

ここまでするなら、もっと長く書いても良いのにと思うのですが、ご本人の資質なのか、雑誌からの依頼の都合なのか、どれもちょっと物足りない寸でしょうか。

チェックリスト本では、もう一冊気になるものがあるのですが、ハードルがやや高いので、またその内に‥(^o^)

ラーメン大好き小泉さん2016年末spを見る

夜中に起きたら、たまたまやっていました。2019春スペシャルへ向けての直前再放送です。

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本放送で見逃して残念に思っていたので、思わず深夜なのにそのまま見てしまいました。横浜に住んでいた時分には時折行っていたラーメン博物館から始まります。入っている店が入れ替わってしまって、全然わかりませんでした。

家系ラーメンの総本山的な扱いで厚木家が出てきましたが、調べてみると本当に駅から徒歩30分なのですね。地の利の悪い所でも美味しいラーメンはあるのですね。ちょっと気軽には行けない感じです。

成増のべんてんは駅近ですが、練馬区はそれはそれでちょっとハードル高いです、常磐線側から行くと遠いのですよ、23区とは言え。

それにしても早見あかりは美味しそうにラーメンを食べるようになりました。「女の機嫌の直し方」でも思ったのですが、彼女は本当に女優として良くなりました。柔らかい雰囲気になったように思います。

昔のクールビューティーな感じも好きでしたけどね。

Trullionを入手する

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ジャック・ヴァンスのサイネーチャーシリーズ。

簡単に手に入る内に押さえることにしました。と言っても、一つも読んでいないのに三冊目なので、自制心のなさを露呈しています。

アラスター星団シリーズという、アラスター星団の数千ある星の一つずつを舞台にした作品。と言っても、結局は三冊しか出ませんでした。その中で、これが一番評判が良いようです。

○図書館島を読む

SFが読みたい!2019の海外第9位。

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図書館です。

うーん、世界幻想文学大賞受賞というほどには喜べませんでした。リーダビリティもまぁまぁ、出来栄えもまぁまぁという感じです。

異世界を構成する努力は緻密にされていると思います。それが故に読みにくいのですが、巻頭の人物紹介と地図、巻末の用語集があるので、そこそこのリーダビリティが確保されています。そう考えると、悪い本ではないことは間違いありません。

しかし、大賞受賞と言う程に特筆すべき魅力が感じられなかったのも事実。

また、邦題は無理筋です。原題は、「オロンドリアの訪問者」で、これで良かったのではないかと思います。図書館と言うモチーフになにか重要な意味がある訳ではありません。