2018年下期の成果

 ●キエフ奪回作戦:GJ

これは面白いと思いました。もっと周囲でプレイを見かけても良いのにという気がします。キエフ戦は人気がないのでしょうか? 確かに、スターリングラード、クルスク、ハリコフ、モスクワと比べると商品価値が弱いかも知れません。

●フォートサムター

これは良くできたゲームです。コンパクトながら、無駄がなく、常に注意深くプレイしなければならない非常にタイトなデザインです。

戊辰戦争:同人GJ

これをプレイする日が来ました。デザイン技術的に、今の時代だったら、もっと適切なサブシステムがあるじゃないかと思う部分は多々あります。しかし、そんなものがない時代に、全ての戊辰戦争の思い入れを当時あったシステムで表現したことにこそ価値があるのです。そう捉えられない人は手を出してはいけない一作か。

◎エイジオブエクスプロレーション

ついにインカもアステカも滅び、アマゾンの奥地に金を掘りに行く処までプレイしました。個人的には、やりつくした感があります。え、まだ太平洋を渡っていないじゃないかって? うーん、そうなんですけど、そこまでしないとプレイしたことにならないんですか‥(^o^;

一年戦争:TDF

ついに完全決着までプレイしました。シャアが乗ったアプサラスで地球大気圏を飛んだことで個人的には満足しています。まぁ、史実通りにならないのは止むを得ないでしょうか。

●ネメシス

これは掘り出し物だと思うのですが、入手したりプレイしたというレポートをさっぱり見掛けません。やっぱりビルマの奥地は日本人にとってはトラウマなのでしょうか。気持ちは良くわかりますけどね(笑)。

戊辰戦争、探検家の時代、一年戦争と言ったハードルの高い古い作品に完全決着が着いたので良い半年だったと思います。

2018年下期のガッカリゲーム

年末年始に入院したので、振り返りが抜けていました。

▼ゲートオブウィーン

そんなにヒドイ訳ではありませんが、成果かガッカリかと問われると後者でしょう。勝利条件の設定が悪い。

▼コンフェデレートレールズ

うーん、バーグ大先生は時々やっちゃうんですよね。作業とゲームの境界線を越えてはいけないのです。プレイヤーを作業者にしてはいけません。

▼サンチャゴキャンペーン

これも実はそれほど悪くありません。一部に過剰に褒める人がいるように思うので、反対派に回っているのです。

▼目標ハバナ

これも単体で見ると、そんなに言う程は悪くありません。でも、クレタの出来の悪い焼き直しに見えてしまうので、どうも評価できないのです。

 

わたし、定時で帰りますを見る

地震の都合で打ち切りになった最終回が改めて放送されました。

ドラマシリーズ全体として良かったと思います。

最近のドラマは、前半の一話完結部分と、後半の最大の危機部分の繋がりが上手く行っていないものが多いと思っています。本ドラマは、そこが非常に上手く繋がった事例だと思いました。

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一人一人のチームメンバーの魅力も、チームで当たる最大の危機も、とても良い感じで描かれていました。

最後に、結衣が誰とくっつくのかは巷で話題だったようですが、ちょっと反発を買う結末だったかなと思います。

個人的には悪くない結論だと思うのですが、中丸君が可哀想という女性は少なくないことでしょう。

ユースケ・サンタマリアは、久しぶりに活躍したなと思います。「ひよっこ」の三男こと泉澤君も、シシド・カフカも非常に良かったと思います。

☆伝授者を読む

サンリオSF文庫、再挑戦です。

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1980年の刊行ですから39年前です。新刊で棚に並んでいる表紙の爽やかさでジャケット買いでした。プリーストの本としては創元の「スペースマシン」を先に読んでいたのですが、あまりそのことを想起しなかったように思います。

表紙は爽やかで、内容的にも正しい表紙絵です。でも、内容が爽やかかと言われると、そこは違っています。

三部構成ですが、第一部の監獄は、不条理文学の典型。マットグロッソのジャングルの奥地に、クラップサークルのような円形の草地が発見されます。草地に入って後ろを見ると、ジャングルは跡形もなく一面の草原。

草原の中央にある監獄と呼ばれる建物に入ると、いつの間にか厳しい尋問を受けるようになります。尋問に使われる手が生えている机。建物の外に出てみると、外壁には耳が生えています。

第二部の病院では、病院送りになって治療されます。そこで、誤認監禁だったことが判明し、なぜ監禁されるようになったかと言う謎解きがされます。

件の草原は一方通行の未来側から開けたタイムトンネルで、主人公は自分の時代の直後に起きた第三次世界大戦で使われた神経ガスの開発者だというのです。そして、未来へ連れられて、解毒方法の研究を要請されたのです。

第三部では、主人公は問題の神経ガスを開発していた自分の時代の研究室に戻ります。

不条理文学の見せ掛けで始まりましたが、ちゃんと謎解きがされます。背後には、SFと呼ぶに足る設定がきちんとされています。

リーダビリティは、記憶に在ったよりも高く、さくさく読み終われました。「浴槽で発見された日記」でも思ったのですが、筆者の不条理文学に対する耐性が高くなったのかもしれません(笑)。

こうして改めて読んでみて良かったと感じました。次は「スペースマシン」でしょうか。

いや、新刊の「隣接界」も買ってあるので、文庫版が出てしまったりしないうちに読まねばならないのですが。

プリーストが読み切れないなんて、なんと贅沢なことでしょうか。

サンリオ文庫版を読んで気付いたのですが、「昏れゆく島へのフーガ(第二長編)」って、翻訳予定に入っていたのですね。未だに訳されませんが、なにかワケアリなのでしょうか? 一説によると出版されなかったが訳了はしていたとか?

おかしなことに

ストンピンググラウンドが終了しました。

レイシー・エヴァンスは今回も完敗。しかし、セス・ロリンズの防衛戦にコービンが指名する特別レフェリーとして登場して、悪徳レフェリーぶりを発揮し、セスの恋人であるベッキーが乱入する展開に。

【WWE】ロリンズ&ベッキー 王者カップルがタッグ結成し変則王座戦へ (2019年6月25日) - エキサイトニュース

で、エクストリームルールズでは、ミックスドタッグ戦と言う話しの流れに。

うーん、王者にはしてもらえないけれど、依然としてストーリーの中心には居続けるようです。

将来性は買われているけれども、まだ経験不足なのでどんどん使っていこうという整理なのでしょうか。

ヒアゼアの先、その2

ヒアゼア、さらに「雨だといいね」まで行ったら、最終目標はキャンペーンゲームでしょうか。

キャンペーンゲームは、3~5日間の期間を扱います。米軍の空襲は午前と午後の2回設定できます。ですから、3日間と言っても、最大6ミッションからなります。

1ミッションのプレイ時間ですが、先日のヒアゼアは6時間ほど掛かりました。ルールに慣れれば縮むでしょうし、キャンペーンだと片付け時間は最後の1回だけですので、平均4時間くらいでいけないものでしょうか。それでも合計24時間コースになりますから、合宿的にフルに朝から晩までプレイしても2日間でできるかどうかという感じでしょうか。

しかし、一日に3ミッション飛ぶのは、心身の疲労が大きそうな気もします。

午前1ミッション、午後1ミッションのリアルタイムでプレイして三日間のキャンペーンなら三日間かけるのが適当でしょうか。

ダウンタウン、ヒアゼアの先?

ついに普通のシナリオに辿り着いたダウンタウン

もっと先の時期のシナリオもやってみたいですねという話しがありました。

で、先の方を見てみて、個人的に面白そうだと思ったもの。

D9:雨だといいね

1967年11月になります。

米軍側が悪天候を選んでレーダー誘導爆撃を実施するシナリオです。

ただ、レーダー誘導爆撃対応編隊が揃わないので、一編隊だけレーダー誘導で飛んで、それをパスファインダーにして後続の通常爆撃編隊が連続爆撃します。

また、設定上当然ですが悪天候なので天候ルールが登場します。

いよいよ有視界戦闘の時代を脱して電子戦時代が本格化する訳です。

NVA側はミグ21が登場してきます。

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いろいろと新しい要素が登場してくるので、ここらへんまではやってみてヴェトナム戦争中の空戦技術の進歩を見たい所です。