最近気になる男性:ブリュッヒャー

国内戦役をやっていると、ブリュッヒャーが気になります。

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ナポレオンの芸術品と呼ばれる「六日間の戦い」で、4度に渡ってナポレオンに負けます。シャンポーベル、モンミライユ、シャトーティエリ、ヴォーシャンです。

しかし、ブリュッヒャーの素晴らしい所は、敗けても敗けても不屈の闘志で立ち上がり続けた所です。そして、「退却す」で扱われるクラオンヌからラオーに掛けて、ついにナポレオンにハードパンチを連続して見舞います。

同様に1815年も、リニーで敗北しながら、撤退すべしというグナイゼナウの意見を敢えて退けてラベレアライアンスへ急行し、ワーテルロー会戦を勝利に導きました。

それにも関わらず、同会戦のゲームタイトルに「ウェリントンズ・ヴィクトリー」はあっても、「ブリュッヒャーズ・ヴィクトリー」はありません。そもそも、この会戦がワーテルローと呼ばれるのは、ウェリントンの司令部がワーテルロー村にあったからです。

ウェリントンの功績を貶めるつもりはありません。が、大陸同盟軍が最終的に勝利するに当っては、プロイセンオーストリアが幾度にも渡ってナポレオンに敗れながら立ち上がり続けたことが重要と最近は感じています。

ブリュッヒャーは、猪突猛進型で、ともすれば粗野と表現されますが、不屈の闘志と、自らの非才を自覚してグナイゼナウシャルンホルストを登用した見識はさすがだったのではないかと。

ブリュッヒャーの適当な一代記がないかとamazonを検索したのですが、良いものがないのですね。どこまでも脇役扱いで不遇な感じがします。

そう言えば、「ナポレオン退却す」というタイトルもなんですよね。

どうして「ブリュッヒャー、ついに勝つ」じゃないんでしょう? 売れないからですかね?

ケヴィン・ザッカー先生の68才の誕生日

だそうです。

SPIから、COA、OSGと渡ってナポレオニックゲームの巨匠として知られるザッカー氏。

ライブラリーシリーズ、キャンペーンシリーズなど、スケールの違うナポレオニックゲームを展開していますが、手を広げ過ぎていて、どのシリーズも完結することはないのではないかと危惧されます。

戦役全体の中で個々の会戦が見えるスケールと言う点で、個人的にはライブラリーシリーズをベストとしますが、そのライブラリーシリーズでさえ全部終わるかどうか判りません。

国内戦役三部作は二作目が登場したので、ご本人の古希のお祝いに完結するのではないかと期待が高まっています(苦笑)。

しかし、半島戦役の続きはどうなるのか?

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新たにホイールが登場したダニューブ戦役の続きはどうなるのか?

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全くもって見通しが立ちません。一子相伝で一番弟子に引き継いで欲しいものだと思いますが。

まぁ、ザッカー氏も年を取りましたが、そういう自分も年を取りました。仮にゲームが出たとして、どこまでプレイして行けるのかも楽観できません。

亡くなられた越田さんと、60は大丈夫だけど70はどうかなぁと話していたのを思い出します。しかし、SPI世代のデザイナーは、その70に順に到達しているのです。

愛していると言ってくれを見る

コロナによる撮影中止で、いろんな過去の名作ドラマの再放送が。

期せずして本作も登場しました。日曜の午後に3話ずつと言う豪快なパターンでの再放送。

ただ、3話単位で見ると、これがちょうど起承転結になっていて良かったです。

最初の三話は出会い。

次の三話は恋人たちになる一番幸せな時期。

その次の三話で、昔の婚約者が登場して波風が立ち始めます。

そして最後の三話です。

改めてみて、第一話の最後のシーン、反対のホームにいる豊川にカギを投げるシーンは、テレビドラマ史上に残る名場面と思いました。

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次は7話で母親が乗った新幹線が走りだす窓でのキツネのサインですね。

昔の婚約者として登場する麻生が、今一つ綺麗でなかったのは、こんなものだったかなと思ったりも。別の再放送の「spec」で登場する岡田浩暉が若くて驚きました。

DVDボックスを3年ほど前に見たばかりですが、何度見ても良いですね。

最近気になる女性:出口夏希

「スイッチ」で、松たか子の生徒時代を演じていて話題になっている出口夏希です。

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松たか子の若い頃らしいかと言われると、ちょっと違うような気もします。しかし、それはそれとして、非常に魅力的に映っていました。仕事のオファーが相次いでいるそうですから、近い内にまたどこかで見掛けることになるでしょう。

 

ナポレオン退却すの諸会戦

「ナポレオン退却す」を入手したのですが、ここら辺の会戦になると日本語情報が乏しく良く判りません。

英語版WIKIは一通りあるので、兵力と(損害)、結果評価をまとめました。

 

クラオンヌ

仏:3万(6千) 連合軍:2万(5千)

評価:仏 辛勝

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ラオー

仏:4万(7千) 連合軍:9万(4千)

評価:仏撤退

  

レイムス

仏:1万(3千) 連合軍:1万3千(3千)

評価:仏辛勝

 

クラオンヌでは、勝ちましたが、損害はフランスにとっての方が重大。ラオーでは、倍する敵に敗退し、さらなる損害を受けました。しかし、レイムスで辛勝してブリュッヒャーとシュヴァルツェンベルグの合流を妨害し、勝負を最終ラウンドまで持ちこしました。

タイトルの「退却す」は、本作内で最大の会戦であるラオーを指しているようです。

戦争と平和が破綻した原因が判明

今回の千葉会でのプレイが破綻した理由が判りました。

軍団の移動力を、率いている指揮官の移動力としていたことが間違っていました。

これによって歩兵の移動力が3倍増強されて、紅い彗星になっていたことが原因と判明しました。

と言うことで、改めて機会を見つけて仕切り直すことになりました。

スイッチを見る

TV朝日です。

一体、この時期にどうやって撮影したのかと思う2時間ドラマ。

坂元脚本のリーガルサスペンスとは、興味をそそります。

期待に違わぬ出来栄えでした。

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今でも仲の良いモトカレ、モトカノが、今付き合っている相手を紹介しあうダブルデート。その会話劇は、坂元脚本の真骨頂でした。

この二人が、それぞれ検事と弁護士で、横浜で起こった連続突き落とし事件を担当します。

法廷劇にはならずに逮捕された常習犯の親のお金で不起訴処分に。ところが、本人が弁護士の松に死亡事案だけは自分ではないと打ち明けます。

そこから真犯人探し、さらに隠された復讐事件の暴露へと。

真犯人筋から検察上部に圧力が掛かると、二人はそれぞれのやり方で真犯人を追及します。

黒ずくめの松が病院に侵入するシーンはびっくりです。その後のラブシーン未遂も。

二人の過去のなれそめは、イマカノの中村アンが辿り着きます。

坂元脚本としては、会心作でした。