先日からの続き、6ターン目はマクレランがNYに溜まっていた余剰兵力を率いて雪辱戦。線路が切れて補充のできなかったジャクソンの北バージニア軍を粉砕する。これで南軍の東部戦線は一時的に支えがなくなりマクレランはリッチモンドを奪取する。
これで軍崩壊と首都移転とリッチモンド焼討ちのVPが一気に入り北軍が逆転して7ポイントリードに。
7ターン目には今度はジャクソンが北バージニア軍を再編して雪辱戦を挑むが、規模がわずかに大規模に届かず戦意的には挽回ができない。北軍はグラントが中部の状況打開に動きインディアナ、オハイオを奪回、さらにケンタッキーに入るがケンタッキーを完全に制圧する手間は掛けずにさらにテネシーへ進出する。北軍17ポイントリード。
8ターン目に北バージニア軍とポトマック軍の殴り合いは続くが消耗戦は北軍のペース。ジャクソンの配下に入っていたロングストリートが戦死したところでバランスが崩れてきた。中央部ではジョー・ジョンストンがグラントをナッシュビルで要塞で迎撃するが河川を避けて補給切れで大回りしてきたグラントが僅差ながらも勝利を収める。これでナッシュビルが焼討ちになり北軍のリードは22ポイントに広がった。ケンタッキー奪回がいつでもできる状態なので秋の厭戦−5ポイントを勘定に入れても25ポイント以上の勝利レベルには手が届きそう。南軍はボビーとロングストリートが戦死してしまい打開策もなさそうなのでここまでにして大掃除を始めることに‥(^_^;
コメント
初版発売当時以来で勘を取り戻すのにだいぶ掛かり、かなりミスプレイの応酬のソロプレイとなった。だが、63年の夏という史実のゲティスバーグのところまでプレイでき、途中の展開はいろいろバタついたが、結構、もっともらしくなった。十分に満喫でき面白かった。初版と比べるとあちこちいろいろと修整されていて良くなったと思う。
戦死ルールは依然として南軍にとって史実のようなリー、ジャクソン、ロングストリートの一体運用をする上ではリスクが高すぎて怖いが、史実でも多くの将軍が戦死しており妥当な水準だと思う。中規模戦闘のCRTの特徴は依然として歪みがある気もするが気になるほどではなかった。
最善を尽くそうとして長考すると62年、63年は1ターンに2時間くらい掛かりそうなのでプレイ時間としては61年を1時間ずつと見ても63年の終わりまで15時間くらい???
割切ってサクサクプレイすると1ターン1時間も出来ない相談ではなさそうなので、その半分くらいまで縮むかも。
運用のノウハウ
東部での両軍の消耗戦では毎ターン終了時には軍が磨り減っていて、ターン開始時に大補充を受けてまた初めからやり直しになる。このときにターン開始時に補充を受けられる位置にいるということが非常に重要で、これを失敗すると一気に相手に粉砕されてしまう。
もう一つ上記と関連して補給線は大問題で、そのために軍のPCマーカー設置能力やSCカードを使ってPCマーカーを置くという兵站活動が重要。ただし、これは機動性が高く、ターン終了時にはまた補給範囲内に帰ってこれるという自信のあるグラントあたりだと、ターン途中では相手に+2修整やってもいいから補給切れのところまで侵入して殴りあうと言うのもアリ。これは非常に史実に近いと思う。
指揮官の人事のSWペナルティは思ったほど辛辣ではなかった。結局のところ、必要ならジャクソンでも抜擢せざるを得ないのであり、そのためのマイナス2は高くはない。一度で済めばだが‥。北バージニア軍をジャクソンで再編するたびにマイナス2は考えどころだったのだ、そもそも軍が崩壊しないように運用するところの勘が戻っていれば避けられること‥(^_^;