アナログシンキング

朝日新聞の週末版「be」にニコリ製作のパズルが載っているが、我が家でも奥さんと二人で良く挑戦している。今週は間違い探しで、このタイプの設問は割りと良く出るのだが、難易度が高めだった。
思うのだが、間違い探しでも、たとえば「背景の星の数が1個少ない」とか、「あるべきはずのものがない」というのはデジタルな違いで認識しやすい。それに対して最近のbeの高難度の間違い探しでは、「星の位置関係が微妙にずれている」とか、「この部分の曲線のカーブが微妙に違う」というようなアナログな違いを見つける必要がある。
デジタルな違いを探すときには一つの絵を見て、「ここがこうなっている、これは何個ある」という風に絵をデジタル情報に頭の中で分解して他の絵を見て探せる。だが、アナログな違いを探すときには、絵を絵のまま頭に取り込んで他の絵を見て「なんとなくおかしい」という気付きをする必要がある。
わたし自身マークシート世代なのだが、どうも現代人はデジタルシンキングになっていて、こういうアナログシンキングが苦手なのではないか‥という気がするがどうだろうか?