トコトンやさしい生分解性プラスチックの本を読む

bqsfgame2005-07-29

生分解性プラスチックの最新の現況を俯瞰する必要が生じたので読んでみた。去年の8月の発行の入門書で、生分解性プラスチック研究会編。
生分解性プラスチックについてポジティブな視点で書かれた初心者向けの本としては、良くまとまっていてわかりやすいと思う。技術者向けとしては、もう少しキッチリ詰めた議論が欲しいところもあるが、それは本書の目的を考えれば過剰要求というところだろう。最新のトピックまで網羅していて、現状の全体マップが見える良書だと思う。特に書き手のポジションによるのかも知れないが、プラスチック加工技術に即したところ、用途のアイデア的な部分が広くカバーされているところはとても良いと思った。
ここから先は関心のあるトピックについて専門的なところを当っていけば良いのだろう‥(^o^)