期待の付録ゲーム「ヴェリキエ・ルキ」がやってきた。
ルールを読んでみたのだが、かなりルールが変わっている。大きなところでは、これまではC3Iポイントの配分の結果、移動できるユニット数と、戦闘できる回数が得られたのに対して、今回は行動ポイントとしてまとめて得られる。1ポイントで1ユニット移動、3ポイントで1回戦闘ができ、移動と戦闘の配分は自由に決められるようになった。
また、3プレイヤーターンのいずれでも移動も戦闘もしなかったユニットに、最後に制限付きで一回の行動を許している。これも大きな違いだろう。
前者はプレイヤーの裁量の余地を増すし、後者はいかに急場が急ぎとは言え、まったく動かない戦場が一部に存在し続けるのは少々不自然に過ぎるので必要な措置という気がする。そういう意味ではルールは良い方向に進化しているのではないかという印象を受けた。実際にプレイしてみるのが楽しみだ。