S&T234:闇よ落ちるなかれ!を入手

bqsfgame2007-11-26

久しぶりにS&Tを買った。
しばらく前の234号。タイトルは、よく「ラスト」ダークネスフォールと間違われている、「レスト」ダークネスフォール。つまり、「闇よ落ちるなかれ!」。ハヤカワ文庫にあったディキャンプの小説のタイトルと同じ意だと思う。
当時の文明の地、ローマ帝国が、混迷を深め蛮族の侵入を受けて中世の暗黒時代へと逆行するのに抵抗する‥というシチュエーション。この号が出たときに「また、同じテーマかよ」というコメントがBGGあたりに出たが、SPIの古典「フォールオブローマ」のリメイクがS&Tに付いてからほどなく出たためだろう。ウォーゲームの題材としては、帝政ローマはそれほど面白いものではなく、ゲームの点数自体は多いとは言えないと思う。上記2作品以外では、マルチシナリオでローマ史全体を扱う「インペリウムローマニウム2」とか「バーバリアン」とかくらいしか個人的には思いつかない。あるいは、もっと古い共和制ローマ時代のゲームが近年は数多く発売されているので、それと一緒にしているのかも知れない。「SOR」、「RRR」、「カルターゲ」、「パックスロマーナ」などなど。