レトロ化ASL:621高地を対戦プレイ

bqsfgame2008-01-03

1944年夏。ソビエト軍はドイツ軍の尻を叩くような全面的な攻勢に移っていた。ミンスク周辺の621高地でもドイツ軍が占める高地をソビエト軍は圧倒的な戦力で攻撃していた‥。
という訳で新春早々、プレイスペース柏木さんにてpmnjさんとレトロ化ASLルールで旧SL中でも最大規模のシナリオ「621高地」を対戦してきた。
13時集合で、ユニットを探してセットアップし、第7ターンのドイツ軍プレイヤーターンの終了時までプレイしてドイツ軍が投了したのが17時過ぎ。終わりまでプレイしてセットアップから片付けまで入れても恐らく6時間くらいでやれるのではないかという印象だった。
あの大シナリオ「621高地」が二人でプレイして完全終了まで6時間! まさにびっくりで、ついに最大規模のシナリオが半日でプレイできてしまう目処が完全に立ってしまった。
時間短縮に占める大きな要因は三つくらいあると思うが大きいと思った順に、
1)マーカーレスによるマーカー捜索、設置、除去作業時間のカット
2)ルール単純化によるルール検索確認時間のカット
3)スタック単位の自動的射撃結果適用による防御側のモラルチェックなどの時間カット
というところだろうか。
実際にプレイして一番大きいと思ったのは、圧倒的に1だ。プレイ中にマーカーを探したのは、ソビエト軍のヒーローの発生と、車載砲の故障マーカーだけ。あとはヘジテーションで侵入不能になったヘクスを一時的に表示するためのマーカーがあれば十分だった。この異常なマーカーの少なさは使用カウンターも減らしてくれるので絶大な威力だと思った。
2については相手のpmnjさんのマナーの良さによるところも大きい。レトロは必ずしもルールの明瞭度が高い訳でもなく、全てのケースを網羅してもいないので、主旨に照らしてその場で合意してどんどん解決した部分が大きい。
3も効いているが相対的には1より小さいかも知れない。