SGC例会:アグリコラを対戦プレイ(つづき)

bqsfgame2008-07-21

承前(笑)
さて、プレイの方は今回は3人。オーナーのNさんがインスト専任になってくれてプレイ中もずっと付いていてくれたので非常に快適にプレイすることができた。
先ず序盤の一つのハードルは、家族を安定して食わせることができる食料調達態勢の確立のようだ。
わたしは職業カードの「キノコ捜し」を得て、木材を獲得するたびに一部を食料変換して獲得できるようになりクリア。我が家の家訓は、「困った時には森に行ってキノコを探せ」。
rさんはかまどを早々に開き、さらに製陶業者として開業する。家訓は「困った時には無心に皿を焼き軒に並べて売って食い扶持を稼げ」。
Iさんは職業カードの「漁師」を得て、釣りのアクションで追加の食料を得られるように。家訓は「困った時は河に行き釣り糸を垂れよ」。
そんな風にして序盤は過ぎていった。
中盤になると増築して家族を増やしたり、柵を作って放牧場を作って家畜を飼い始めたり、畑を耕して作物を植えたりすることになる。
この段階で家訓の違いから各プレイヤーの展開が異なり始めてきた。わたしはキノコの都合でどうしても木材を取りがち、rさんは製陶業の都合でどうしてもレンガを取りがち、Iさんは柵番という職業を得てどうしても放牧場を作りがちになった。結果として、わたしが一番早く木の家のまま増築して家族を増やしアクション数を増やすことになった。rさんは先にレンガに改築して得点を稼いだが、レンガの状態で増築することになるため増員は遅れる展開に。
プレイの展開が毎回違うゲームなのでなんとも言えないが、今回のプレイに関しては三者三様でそれぞれに一定水準の農園に達したので、結局、アクション数を早く増加してできることを増やしたのが結果的に良かったようだ。食料必要量が増えたのは苦しかったが、それでもキノコを採り、出稼ぎに行き(職業:季節労働者)なんとかギリギリで賄い続けて行った。
終盤は何をすると何点の価値があるかが明確に見えてくるので大ヨセから小ヨセへと進むような展開。形勢判断をして数字がきちんと計算できている人が強いゲームかなという気もした。どのアクションが自分にとって出入り何点か、他プレイヤーの得点を何点分阻止する価値があるかコマ目に計算しながらヨセていく。
空地が残らないように巨大な放牧場を作って豚を飼い始めた辺りで優勢を意識、最後は石材を独占してしまいそれをどう使うかいろいろ考え、結局どうやら突然だがオーブンを作ってパンを焼き始めるのが一番点が高くなるという結論に達してキノコや麦を生のまま食う生活から決別。突然、採取生活者から一番の文明生活者(?)に転じて終局。
計算したところ37点で、2位に9点差で厚くヨセ切って入院後の復帰戦を飾ることができた‥(^o^)