このゲームは近年の炭酸ガス排出権取り引き問題に焦点を当てているようで、この部分がゲームを進める上でボトルネックになるようになっています。
ＣＥＰは、他の資源に比べて入手手段が限られています。プロジェクトの提案では入手できません。その一方、プロジェクトの実行計画の策定のコストとして必要なため、ゲームの最序盤で先ず問題になります。一部の種類の発電所では策定の結果として得られるのですが、そのために先ずコストとして先に支払わなければなりません。
ＣＥＰは、技術キューブと違って市場が存在し、資金で購入することができます。最初のＣＥＰは、市場から購入することになるでしょう。市場には市場価格があり、少量だけ流通しています。すぐに売り切れてしまい、その都度、価格が上昇して新たな売り物が発生するようになっています。市場が存在するので余剰があれば市場に売り戻して利鞘を取ることもできます。
また、プレイヤーではなくボード上の各大陸が権利として保有するＣＥＰが存在し、これらはプレイヤーがその大陸でグリーン発電所を建設して大陸に影響力を行使できるようになると利用できるようになります。
