千葉会:年末恒例オークション

千葉会の12月例会恒例のオークションがありました。
今年は出品、応札とも例年になく活発でした。仕入れに来ている業者の人が紛れ込んでいたり、商品にケチを付けて営業妨害するその筋の人がいたりして胡散臭い部分もありましたが忘年会直前の会場は盛り上がりました。
いくつかビックリする出展物もあったので、来年の参加者を煽る意味でも紹介しておきます‥(^_^;
一番ビックリしたのは、AH版の「ナポレオンアットベイ」がミントで出てきたことです。ヤフオクに出せば5桁に乗るのではないかと思われますが、訳なしと言うこともあって非常に安く落札されました。
同じくヤフオクに出せば高いでしょうと言う物では、エポックの関ヶ原のミントが出てきました。サンセットの再版も既に品切れになって久しく、某たかさわさんが無人島にゲームを一つ持っていくなら関ヶ原かもとコメントしていたりして、それなりに上がりましたが大人しい値段で決まりました。
商業化GJの1号(鈴木大佐の真バルバロッサ)も出てきましたが、なんと応札がなく紛れ込んだ業者の方が仕入れて帰っていきました‥(^_^;
オークションアイテムとしての価値は別として驚いたのは、バトルズマガジン10号「イントゥバスタード」が出ていました。WW1の戦術級と言う珍しいアイテムで、BGGでは評判の良い小品です。これが競合になったのは驚きました。知名度ゼロに近いゲームだと思いますが。
個人的に興味を持ったのは「ウォーフォーザユニオン」です。南北戦争のキャンペーンゲームと言うことで、「評価はどうですか?」と筆者に質問される方もありました。筆者の答えは、「南北戦争のキャンペーンゲームとしては上から7番目くらいでしょう」と謂う低調な物。出品者の方から「商売の邪魔をしないでくれ」と言われましたが、自宅に帰ってBGGを調べ直したりしましたが、まぁ妥当な見解だったと思います。上にいる6個とは、GDW:アハウスディヴァイデッド、VG:ザシヴィルウォー、GMT:フォーザピープル、コンパス:プライスオブフリーダム、GMT:ブルーvsグレー、積木のボビーリー+サムグラント。他にもウォービットウィーンザステイツとかキャンペーンオブロバートリーの三部作とかもありますしね。
この商品は、ベーシックルールが入っていないと言う致命的な欠品もあって応札がなく、結局、忘年会の前にいずこへともなく消えて行きました‥(^_^;
それ以外ではHJ版のビターエンドが出て来て懐かしく思いました。出したのは提督さんですが、コマンドマガジンのブダペスト‘45があれば良いかと言う判断。これは同意します。筆者も同じ理由でだいぶ以前にオークションに出しました。ちなみにコンパスでフルマップ2枚のビッグゲームにリメイクされましたが、新版の現物を見る機会がないですね。日本の家庭事情に合わないスペックなんでしょうね‥(^_^;
他にもHJ版のフレデリックザグレートもありました。とても良いゲームだと思うのですが、日本では人気のない時代なようで応札がなかったかと記憶しています。
わたし自身が落札したのは、先に紹介した2作品です。
ツクダの「シーレーン」はボックスゲームではありますが、地雷原ゲーム。それでも近年のアジア近海のホットイシュー化もあり、時事ネタとして一度やってみたくて買いました。家に帰ってBGGを見たら、エントリー自体がありませんでした‥(^_^;
後は当日も見えられていた中黒さんの宇宙戦艦ヤマトゲーム「2192 Invasion Earth」です。
それから予備を探していた「八王子城攻城戦」のゲームだけを入手できたのは嬉しかったです。