社長ランブル

bqsfgame2014-03-02

1月の末と言うとロイヤルランブルの季節と思うのは筆者だけではないだろう。今年はバティスタが優勝したそうだ。統一王座戦はオートンがシナを退けたと言う。レスナーもビッグショーに勝ったと言う。いったい何年前の記事のミスプリかと思うような結果だ。
それはともかくとして、昔、社長ランブルと言うのがあったのをご存知だろうか。タカみちのくが主唱したインディーサミットの第2回に、共催したインディ団体の社長、もしくは代理が集まってやったランブル戦である。
既に時代が過ぎたので歴史として書いておくと、
IWA:代理人松田、DDT:高木三四郎社長、大日本:小鹿社長、みちのく:新崎人生社長、大阪:スペルデルフィン社長、主唱者のカイエンタイ道場のタカみちのく、さらに強行出場組としてDDT:マッスル坂井、エルドラド:カラオケマシーン2号社長。
実戦を見た方はご存知の通り、バリバリの現役レスラーから、レスラーとは呼べないような人までいて滅茶苦茶。最後はなんと最高齢の小鹿社長が勝った。団体の協力ムードから賞金は分配するのかと思いきや、「大日本プロレスは大変お金に困っておりまして」と挨拶して全部ひとり占めにしようとして皆に襲われると言うオチだった。
パロディとして面白かったが、当時のインディ各社のトップの顔がイベントの中で見えたので非常に興味深かった記憶がある。こう書き直してみると、代理人の松田と強行出場の坂井以外は実際の各団体のトップばかり。小鹿社長は当時でも64才だったはずで、なんとも元気なものである。