タンネンベルク会戦1914をソロプレイする

bqsfgame2016-07-23

ちはら会のMitsuさんがプレイ希望リストに挙げていたので、ルールを読んでみました。
チット選択式のチットアクティベーションシステム。ただ、流動性の低いWW1で、これで良いのかなと言う疑問を感じました。
ショートシナリオを1ターンだけソロプレイしてみました。
感想としては、ゲーム的には面白いのではないかと思いました。チット選択の段階で、「ああして、こうして」と思惑を描くのですが、チットの出る順によってはアッと言う間に破綻します。それはそれで、敵味方のチットバランスが崩れるわけではないので、臨機応変に対処して当初計画に近い成果を目指します。
1ターンに動く戦線移動量はそれほど大きくありません。しかし、それが積もり積もっていく中で、戦略的視点に欠けたプレイをしていてはいけないのでしょう。そこらへんは、「レッドアーミー(GDW/HJ)」を少し思い出しました。チットの捌きと言う点では、全然関係ありませんが、「アクロス5エイプリルズ(VG)」を思い出しました。
戦闘比が立ちにくく一気に突破できないので、懸念していた程にはWW1離れしてはいませんでした。
しかし、メイアタックなので牽制攻撃なしに戦力集中できるのは、少し甘い感じがしました。とは言え、チットアクティベーションで一時に活性化できるユニット数が少ないので、マストアタックで牽制攻撃必須にしちゃうと、攻撃側が困ってしまう気もします。いろいろ検討した結果の苦肉の策と言う感じでしょうか。
いや、部分はともかくとして、総合的には機能していて良い感じです。このマクロに見て良い感じなのが、スリークラウンのセンスの良さを感じる所です。一度、ちゃんとキャンペーンを対戦して評価してみても良いかなと思いました。