木曜ドラマです。
低視聴率に苦しみ、いろいろとネットでは批判的な記事が目立ちました。
初回だけ見逃しましたが、その後は全部みました。個人的な感想としては、悪くなかったと思います。
とかく香里奈が出ていることで変な注目のされ方をするのですが、そんなにおかしなドラマではありません。前半は「ちょっとマニアックな感じのゲスト俳優」が登場するので興味深く、終盤の３連作は意外な犯人で驚かせる、なかなかの出来栄えでした。原作側から批判があって短縮の噂もありましたが、この３連作を予定していたのでは中途半端には縮められなかったのでしょう。キャスティングから見ると、丸山智己がいかにも怪しいのですが、「そこに注目させておいて意外な犯人」というマジックで良くあるトリックでした。
とは言え、これは読めませんでした。
香里奈自身のことを言えば、年齢相応の容色の衰えは隠せませんし、敢えて隠そうともしていません。彼女の持つ「男っぽさ、きっぷの良さ」は、衰えていませんし、相応の魅力は今でもあります。ただ、ゴシップで失墜した女優の復活の試みをとやかく言う筋に不当に叩かれているだけです。個人的には、「頑張れ、香里奈」と思っています。
ネット上で「代表作無き有名女優、藤原紀香コース」というのを見ましたが、「僕の歩く道」のヒロイン、「だいすき！」の主演を務めたのですから、代表作無きとは言い過ぎでしょう。「フリーター家を買う」のヒロインもあります。
視聴率的にも「僕の歩く道」、「フリーター家を買う」は成功だったと思います。
