サンの回想が中心の、第５１話目です。
回想：少女時代のサン。ガラスのバレリーナの置物が壊れているのを見つけた父に、「おまえがしたことか」と詰問されますが「メイドでしょう」と答えます。
狼煙を上げて一日経ったのにジャックたちから反応がなく焦燥を強めるサイード。ジンは戻るべきだと言い出す。しかし、サイードは約束したことだからと待つ。
ジャックにスープを出すジュリエット。その後、ベンとジュリエットが話している所に、コリーンが来て、イラク人が偽の村を発見したと言う。だが、予想外なことにヨットで来たと。それを聞いたベンは、ヨットを奪えと指示を出す。
回想：見合い相手のホテル御曹司とベッドでキスをするサン。だが、夫を持つ身だからと先へ進むことは拒む。そこへ、ペク氏が部屋へ乗り込んできた。
ピケットの指示で、ケイトとソーヤーは石を掘り出して運ぶ作業をやらされる。
回想：ペク氏は、ジンに対して御曹司を殺すように命じる。ジンは拒否して仕事を辞めようとするが、彼に初めて「息子」と呼ばれたので断りきれなくなってしまう。
サイードは、さびれた船着き場にヨットを付けて新しい狼煙を準備する。サンが無駄ではと言うと、ジャックたちはもう捕まっているから、これは敵を誘き出すためのものだと説明する。
ジンは、サイードが彼に嘘を言っていることを知っていると言い、サイードから銃を奪う。サイードが使い方を知っているかと聞くと、ジンは何の迷いもなく銃を操作してみせる。サンにヨットに戻っているように言い、二人は彼らが襲ってくるのを待った。しかし、夜になると、彼らは直接ヨットに接舷して乗り移ってきた。
回想：ジンはホテルの部屋へ乗り込んで御曹司を殴り倒す。そして、国を出て二度と帰ってくるなと警告した。しかし、彼が車に乗り込んで出そうとすると、御曹司が上から降ってきた。
サンは、乗り込んできたコリーンと対峙する。コリーンは、サンが撃てるはずがないと判断したが、船が揺れたはずみでコリーンの腹部を撃ってしまう。銃声でジンとサイードもヨットへ駆けつける。彼らは自分のボートに撤収。サンは、海に飛び込んで無事にジンに助けられた。ヨットは燃やされてしまった。
回想：御曹司の葬儀に顔を出したペク氏。先に来ていたサンに、「彼は自分のしたことを恥じて飛び降りたのだ」と宣告する。
ソーヤーは、労働中に隙を突いて銃を奪った。しかし、ジュリエットがケイトに銃を突き付けて脅したので諦める。ソーヤーは、あの女は本気だったとケイトに呟いた。
ベンは、ジャックに「協力してくれれば外の世界に返す」と提案する。外の世界と連絡が取れている証明として、レッドソックスがワールドシリーズに勝つシーンをテレビで見せる。
