LOST:理由(ネタバレ)

シーズン5の第10話目です。シーズン5も短いので既に後半戦です。
回想:イラクティクリート。鶏をつぶす度胸がなく立ちすくんでしまい父親に怒られる男の子。弟が黙って鶏を一羽絞めて渡してくれた。父は、弟のサイードを褒めた。
少年ベンが、再びサイードに食事を持って来た。そして、そちらのリーダーのリチャードと話して、いずれ仲間にしてもらうことになっていると話した。
ロシアでアンドロポフを暗殺したサイード。ベンに報告に行くと、暗殺はこれで終わりだと言う。ウィドモアの協力者で危険な者は全て排除したと言うのだ。
ホレスがサイードの所にやって来て、君が何者か本当のことを話して欲しいと要求する。話してもらえないと不愉快なことになると淡々と告げる。
ソーヤーとジュリエットは、3年間続いたダーマ組織での暮らしも、ジャックやサイードが来たことで終りかと不安を感じていた。ホレスが来て、サイードの正体が掴めないことは問題だとラフルアに言う。ソーヤーは自分一人でサイードと会ってダーマ加入を勧めるが、そのくらいなら捕虜のままが良いと断られる。ラフルアは、止むを得ず彼をオールダムの所へ連れて行った。彼はダーマの尋問屋だ。
サンドミンゴで大工をしているサイード。ベンが来て、ロックが殺されたと知らせる。危険だから先に攻撃して彼らを倒すしかないと提案する。だが、サイードは断り続けた。
イードがバーで飲んでいると、女がスコッチの銘柄を聞いてきた。サイードは女を自分の部屋に連れ込んだが、途端に女は凶暴な本性を発揮してサイードに銃を突きつけた。サイードが以前にゴルフ場で暗殺した男の組織に雇われていると言う。
オールダムの自白剤で、サイードは島から一度出て行ったがタイムトラベルして戻ってきたと事実を話す。あまりに荒唐無稽なのでオールダムは信じない。だが、サイードの口からダーマの基地の名前が次々に出て、特に建設開始したばかりのスワンの話しが出るとらジンスキーが激高して、すぐに殺せと提案する。
その晩、サイード処刑が全員一致で決まったが、執行前に自動車爆弾がバラックに突入してきた。消火のためにラフルアは警備チーム全員を動員する。見張りがいなくなったサイードの監禁場所にベン少年が現れて鍵を開けて逃がすと同時に、自分もダーマを出る。
イードを連れたイラーナが、アジラ316便に乗ろうとしていた。ジャックやハーリーが待合にいるのを見たサイードは次の便にしたいと言うが、そんな話しは通らない。
逃げ出したサイードとベンは、たまたまジンのヴァンと出会ってしまった。ソーヤーに連絡しようとするジンをサイードは投げ倒した。そして、ジンの拳銃を奪うと、ベンを撃って森の中へ逃げて行った。