LOST:終りの始まり(ネタバレ)

bqsfgame2017-10-07

シーズン3もいよいよクライマックス。意味深長なタイトルです。第72話目です。
回想:住所を頼りに葬儀社へと着いたジャック。まだ誰も来ていないと言われる。
ルソーの電波塔を目指す避難隊の前に、ベンとアレックスが現れた。
ルッキンググラスでは、ミハエルが二人の女に電波の止め方を尋ねていた。二人しかコードを知らないというからだ。答えない二人に業を煮やした彼は、まずグレタを射殺、続いてボニーも撃ったが急所を外した。止めを刺そうと近付いた所で、隠れ潜んでいたデズモンドの投げナイフで倒された。
回想:病院で薬を出してもらえずに揉めるジャック。
ベンは、ジャックにヘリの女性は嘘を付いているから彼女の衛星電話を奪えと指示する。従わなければ、捕えている3人を殺すと脅す。ジャックが逡巡していると、時間切れになりベンのトランシーバーの向こうで3発の銃声がした。ジャックは、ベンを殴り倒す。
チャーリーは、まだ息のあるボニーにコードを確認する。死ぬ前にベンに一泡吹かせてやろうと説得すると、彼女は音楽を使ったコードを説明した。
ジャックはベンを拘束して連れて行くことにし、起こったことはケイトにだけ説明した。
ビーチでは、トムがライアンに向って、なんで本当に殺さなかったのかと詰め寄っていた。こちらは7人もヤラレたのだからと。ライアンはベンの指示だとだけ答える。押問答をしている所に、ダーマのヴァンでハーリーが突入してきた。真っ向から立ち向かったライアンは、撥ね殺されてしまった。劣勢を理解したトムは、銃を捨てて膝を突いて手を上げて降伏した。しかし、ソーヤーは容赦なく射殺した。
回想:ジャックは病院で薬を盗み出した。意識を取り戻した事故患者は、彼が欄干の上に立って飛び降りようとしていたと証言する。
ベンから奪ったレシーバーを持っていたジャックの所に、ハーリーの声が聞こえてきた。サイードたちを救出して、みな無事だと言うのだ。避難隊に歓声が沸き起こる。
ルッキンググラスでは、チャーリーがコード入力を開始していた。無線機に信号が入り、相手はペニーだと言う。だが、ペニーは島の沖にいる船のことなど知らないと言い、ナオミと言う女性も知らないと言う。その時、舷窓をノックする音がして、なんと倒れていたはずのミハエルが潜水服を着て手榴弾を持って船外を泳いでいた。次の瞬間手榴弾は爆発し、窓が破れて大量の水が入ってきた。チャーリーは部屋の扉を閉めて、基地全体の浸水を防ぐ。扉の向こうに来たデズモンドに、掌にメッセージを書いて「ペニーの船ではない」と伝えるのがやっとだった。
ルッキンググラスの妨害電波が止まり、ルソーのSOSも止めた。ついに衛星電話が受信を開始した。ナオミが電話を開始しようとした所で、突然、後ろから投げナイフで刺されて倒れた。ロックだった。ロックは、ジャックに電話するなら君を撃つと迫る。その時に電話の向こうでミンコフスキーが応答し、ジャックは電話を取って救助を依頼した。
未来:荒れているジャックは携帯で女に電話して呼び出した。空港近くの待合せ場所に現れたのは、ケイトだった。ジャックが、なぜ葬儀に来なかったと聞くが、ケイトは行く理由がないと言う。ジャックは、今でもオーシャニックの繰れたフリーパスで毎晩フライトに乗って墜落することを願っていると言う。