ナポレオニックゲームのタイトルに思う

ナポレオンと言うと、史上まれに見る軍事的天才という評価と思います。

しかし、1809年のオーストリア戦役をターニングポイントに、その後は苦戦が続きました。

ゲームタイトルにもそれが反映されています。

ライブラリーシリーズの1809年は、「ラストサクセス」です。「最後の成功」で、この後は成功しなかったことを暗示しています。

1812年は、「アゲインストロシア」です。ロシアと対決してしまったことは、スペイン戦役と共にナポレオン退潮の主要因です。

1813年の諸国民戦争も圧倒的な敵を相手に大苦戦。ライブラリーでは、「4つの敗戦」があり、もはやナポレオンが陸戦で敗れるのは珍しくなくなったことが判ります。

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1814年のフランス戦役では、「祖国の危機」となり、ついに「ナポレオン退却す」と繋がりました。次のタイトルは何でしょうね?

14年の古典的名作として、「窮地のナポレオン(アットベイ)」もありました。

15年になると「最後の賭け」とか「最後の戦い」となって、彼の戦記は幕を閉じます。