〇スクランブル効果を読む

横山えいじの3冊目です。

四次元パイプが、アパートの部屋の空間を横切ってしまい、スクランブル交差点状態になったという設定です。こういう風にちゃんと説明されるのは、巻末の最終回になってからです。なんという不親切。

ここに住む主人公。この秘密を隠ぺいするべく送り込まれたのうりん1号、逆に暴露すべく送り込まれたワイドジョー、近所の喫茶店のマスターとバイトのももこちゃんという顔ぶれです。

いろいろとSFネタを盛り込んでいますが、少年誌連載と言うことで、SFマガジン連載のようには行きません。

そういう意味では、ちょっと物足りない感じがしました。