ヒトラー暗殺計画を見る

NHKBSのダークサイドミステリーです。

ゲオルク・エルザーによる暗殺未遂と、シュタウフェンベルクによるワルキューレ作戦の2つを中心に紹介していました。
ヒトラーが悪い奴だということは当時のドイツ国内でも認識されており、それを排除すべきという動きが何回もあったということは、今、プーチンのロシアの暴挙が荒れ狂う中で改めて認識すべき事実なのでしょう。
ワルキューレ作戦の失敗について、ヒトラー暗殺と計画発動のタイムラグが失敗の一因という分析はなるほどと思います。しかし、それ以上に作戦発動を躊躇した上層部の保身と、その下の組織の忖度が最大の敗因と言うのは身に沁みます。現代組織にも蔓延する組織病との指摘はその通りです。
そして、それに抵抗するには民主主義は非常に脆弱であり、同調圧力が発生する前に萌芽段階でそれを摘むことが重要というのは身に沁みます。
トランプ大統領は再選されませんでしたが、既に大統領になってしまったプーチンに対しては何か有効な対策はないのでしょうか?