萩原みのりin競争の番人を見る

本人インスタで、月9のエピソードゲストに出ると聞いて録画視聴しました。

競争の番人自体は、公正取引委員会を主役に据えた一種のミステリーものです。坂口健太郎と杏の主演。

萩原みのりは、関東着物協会会長を務める業界の女帝、赤羽屋から独立した新興着物業者ファイブシーズンの社長です。

彼女の独立を面白く思わない赤羽から取引先への圧力が掛けられて仕入れ先から取引打ち切りが相次いで困っていると訴え出ます。

しかし、公取が動き出したことで、赤羽屋の評判が下がって客が戻ってくると、共同経営者から「本当にこれで良かったのですか?」と問われます。この段階で、赤羽屋が一方的に悪い訳ではないということが見えてきます。

しかし、井出は、自分の側は弱者なのだという主張を繰り返します。

そして、自分がやっていることは業界のためなのだという正義を主張します。

そして、小勝負(坂口健太郎)が本件の悪役は実はファイブシーズン側だという謎解きをしてみせます。

実は赤羽社長は井出を後継者として高く買っており、独立した彼女の店を支援してもらうように問屋に頭を下げて回ってさえいたのだということが判ってきます。

一方で井出が店の前をいつも清掃しているのを見て、それは他ならぬ赤羽の教えを忠実に守っているのだということを指摘します。

かくて、二人は奥底で通じ合っている師弟であることが判って決着します。

 

萩原みのりの着物姿が非常に綺麗で、ポイント高いです。弱者の見せかけで入って、実は悪役、しかして正体は愛弟子という二転するストーリーも含めて好感度の高いゲスト役だったと思います。