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 とうとう終りました。全9回はちょっと短い。

 でも、二転三転する物語で非常に長く感じました。

 真犯人については、前回最後に出た明日海りお説はダミーで、ネットで予想されていた小野花梨でした。

 ただ、最後のCM明けに全体を一つの臨床実験として結果報告書を受け取る指輪の女性が登場しました。これも既にネットで指輪から倉科カナと推定されています。一応、シーズン2を作れるように線を引いて置いたという感じでしょうか。実現するかどうかは様々な巡り合わせ次第なので、なんとも言えません。

 波留は、久しぶりに大いに活躍したという気がします。反町は、イメージにない役を演じて頑張った気がしますが、基本設定がへたれ系なのでぼちぼち。最後に、彼がへたれなのが明鏡大学が臨床実験場に選ばれた理由だという話しが出てきて、彼の責任がまた揶揄されるのは気の毒な感じもしました。

 倉科カナは、「黒革の手帳」を思わせる暗躍ぶりを見せました。この役を誰に任せるかは大いにスタッフの中でも議論があったと思いますが、まぁ良かったと思います。これを吉瀬にやらせると「ブラッディマンデイ」になってしまうし、米倉涼子にやらせると黒革そのものになってしまいますし。そういうイメージがない人に敢えてやらせるとすれば、木南晴夏倉科カナと言うのが有力候補でしょうか。