今年も人事異動が発表になりました

 弊社の話しではありません。

 NHKの女子アナ人事。

 昨年ニュース7に復帰した和久田アナが、どうやら二人目の産休に入るらしく姿を消しました。代わりは朝の女ボスと目される副島アナ。

 意外にも林田さんも一年でステーション9から、サタデーステーションへ。で、赤木さんはどこへ行ったかと思えば、おはよう日本の金土日祝だそうです。

 NHKの若手女子アナの出世コースだったブラタモリは突然の番組終了! これが一番のびっくりでしょうか。

 能登地震で大いに名を挙げた山内泉さんの処遇に注目していましたが、お昼のニュースだそうです。確かに目に触れる場ではありますが、元旦の彼女の活躍に報いたとは言えないでしょう。

 上原光紀アナは、引き続き育休のようです。それがフツーですよね。和久田の復帰が異常だったのです。

鳥山明先生が亡くなる

 個人的には圧倒的に「ドクタースランプ」です。当時は大学生なので毎週誰かが買ってきて回読していました。「ドラゴンボール」は社会人になってからなので、そこまで読んでいません。

 マンガ連載あるあるですが、雑誌を支えている看板マンガの場合、作者の意図だけでは終了できず、止む無くだらだらと伸ばしている感じがあり、最晩年の「ドクタースランプ」はちょっとイマイチでした。しかし、開始当初のエネルギーは圧倒的でした。

 そもそも、このマンガの主人公は「ドクタースランプ」こと則巻せんべえ博士だったはずが、アラレちゃんの人気が高いのでアラレちゃん主軸に編集部の意向で変更されたとか。人気マンガと言うのは作者の手を離れた所でどんどん変質していくのですね。

 ご冥福をお祈りします。

ナポレオンズエンドを入手する

 少し前にプレオーダーしておいた国内戦役三部作完結編が順調に到着しました。

 アルシス・シュル・オーブを軸として、その前のモルマン、モントロイ、オウベの追撃戦であるシャンペノイセまで入っています。

 カードデックは何が入っているだろうかと思っていたのですが、答えは「入っていません」でした。カードを使ったプレイルールの4ページ冊子も入っていません。

 ただ、スタディフォルダーのシナリオ情報には開始時モードカードとか、ボーナスカードの設定はあるので、カードを入れてプレイすることはできるようです。どのデックを使うのかの指示がどうなっているかは未確認ですが、ボックス裏に「ユニバーサルデックは別売です」と書いてあるので、ユニバーサルを使う想定と思われます。

グレイトギフト#8を見る

 いよいよ最終盤です。

 ギフトがどこで誕生したかが判明し、生命研の元所長を訪ね当りましたが直後に元所長もギフトで殺されてしまいます。

 ギフト培養技術を担保に白鳥理事長と戦おうとする藤巻と久留米。

 白鳥陣営は新たな培養技術者候補として奈良に巨額の特別手当を提示して取り組ませます。奈良は意外に優秀で(失礼)、培養レシピを完成してしまいます。

 これによってギフトの継続供給に目途が立った白鳥陣営は、不要になった藤巻と久留米にギフトを贈ることを決定します。久留米を呼び出すために、麻帆を使う白鳥陣営。麻帆に呼び出されたという久留米の電話を聞いた藤巻は事態を察知し、久留米を探して間一髪、実行犯と久留米の間に飛び込みますが、自分がギフトを注射されてしまいます。

 心臓を押さえて倒れ込む藤巻。久留米はそれを助け起こし、自分が開発したという特効薬を藤巻に飲ませます。「動物実験はまだですが、ラボ検討では効果がありました。大丈夫です」って、それを聞いて、「なら、安心だ」と思う人もいないと思いますが。

 特効薬は無事に効いて藤巻は一命を取り留めます。彼は生命研で久留米の後を引き継いだ研究者がいると考え、生命研の新しい名簿を求めます。北本は首尾よく名簿を入手して藤巻に。そこに載っていた病理アシスタントのパート採用者の名前は!

 いや、絶句です。

 この回の始まる直前に家内が「真犯人は誰だと思う?」と聞いてきたのですが、残念ながら「わからない」と答えました。ええ、これは想像しきれていませんでした。だって、医療関係従事者だという情報が1ミリもなかったんですもの。

〇カラマーゾフの兄弟4を読む

 ワンクッションおいて、ついに4巻。

 3巻に引き続きリーダビリティは高いです。700ページの大作ですが、まぁ順調に読み終わりました。

 いよいよ本裁判となり、後半は検事の論述、弁護士の弁護、検事の反論と、両者の長広舌が続きます。そして、判決は意外にも!

p570

 そもそもカラマーゾフハムレット風に、その先に何があるかなどと考えたかどうか。そもそもカラマーゾフハムレット風に、その先に何があるかなど、かんがえられるのかどうかもわかりません。いいえ、陪審員のみなさん、あちらにはハムレットがおりますが、わが国にはさしあたり、カラマーゾフがいるのみなのです!」

p589

 法廷では拍手喝采こそ起こらなかったものの、まじめな人たちはご満悦だった。さほど満足していなかったのはご婦人がただけだが、それでもやはり彼(イッポリート検事)の雄弁は気に入られた。ましてや彼女たちが、その結果についてはなんらの心配もいだかず、フェチュコーヴィチにすべてを期待していたからなおさらだった。

RRRを見る

 3月の映画です。

 ゴジラ像の映画館。家内の友人が絶賛しているという「RRR」の朝一番があったので見てきました。3時間15分を一挙放送。トイレ休憩が欲しかったです。

 最初から最後までハイテンション&ハイスピードで一気に走り抜ける映画です。

 主人公の二人はイギリスに対する抵抗運動をした実在の人物がモデルなのだそうです。どこらへんまでが実話なのかは良く判らないのですが、たぶんこんなことは在り得ないだろうなと思うくらい非人間的な大活躍をします。

 冒頭はゴンド族の集落にやってきた総督夫妻が、ネイリングをしてくれた現地の娘がかわいいというので二束三文で娘を買い取ってしまう場面。止めようとする母親を丸太で殴り倒して放置して去っていきます。

 主人公の一人、ビームは、この少女の兄で、神に誓いを立てて妹を探しにデリーの街へ出ます。

 この話しを聞いた総督府は、優秀なインド人警察官ラーマを、この兄を捕まえる特別任務に任命します。

 実はラーマは、イギリスに対する抵抗運動のために警察に潜入しているインド活動家なのですが、このことはゆっくりと明かされていきます。

 追うものと追われるものは、偶然にも鉄橋での揮発油輸送車両の脱線爆発事故に巻き込まれた少年を助けるために協力することになります。鉄橋の上から手を振るラーマ、それに気づいて振り返すビーム。バイクで鉄橋に乗り付けるビームに対して、身振りでこうやって助けようと指示を出すラーマ。このボディランゲージでどうして通じるものかと思うのですが見事に意図は通じ、互いの体をロープで結んだ二人は鉄橋の両側に飛び降りて互いをアンカーにしてぶら下がり、ビームが少年を引き上げて反動を付けてラーマに投げ渡します。投げ渡されたラーマは少年を火災から安全な中洲へと投げ捨てます。この時にラーマが国旗を取って川水に濡らしてビームに少年と交換に投げ渡すのですが、ビームはこれを体に巻き付けて水面火災の炎の中を潜って戻ってきます。

 スゴイ。スゴすぎます。

 見事にレスキューを果たした二人は鉄橋の上で抱き合って絆を確かめます。

 このシーンはインパクトありました。

 続いて前半戦の山場は、街で総督の姪を見掛けて心の優しそうな人だと一目惚れしてしまったビーム。それに、「運命を感じたら声を掛けなければ駄目だ」と忠告し、彼女の車の前に折れ釘をばらまいてパンクさせ、その修理を引き受けさせて彼女と接近させるラーマ。ここらへんのちょっと平和な時間もとても良い感じでした。

 ジェニファーはビームを気に入り舞踏会に招待します。ビームをおめかしさせて会場に送り込むラーマ。しかし、会場でイギリス人に足を引っかけられてメイドに倒れ込んでしまうビーム。メイドが落として転がったお盆を踏みつけて空中に舞い上がらせ、それが着地してくるとドラマーからスティックを奪って叩きはじめるラーマ。このラーマのビートに合わせてインドのダンス、ナートゥを激しく踏み続けます。

 相手のイギリス人も応酬して期せずして英印ダンスバトルに。ジェニファーも参加し、会場のイギリス淑女たちも加わって大ダンス大会に。このダンスバトルのシーンは非常にインパクトありました。

 他にもインパクトのあるシーンは多々あるのですが、気持ちよく見られるという点ではダンスバトルに及ぶシーンはないでしょうか。

 また、このダンスバトルを開始するラーマのビートは、後にビームがラーマを助けにイギリスのバラックに潜入した時に互いの居場所を確認するのに使われます。ここらへんの伏線の使い方は非常に洒落れています。