鳥山明先生が亡くなる

 個人的には圧倒的に「ドクタースランプ」です。当時は大学生なので毎週誰かが買ってきて回読していました。「ドラゴンボール」は社会人になってからなので、そこまで読んでいません。

 マンガ連載あるあるですが、雑誌を支えている看板マンガの場合、作者の意図だけでは終了できず、止む無くだらだらと伸ばしている感じがあり、最晩年の「ドクタースランプ」はちょっとイマイチでした。しかし、開始当初のエネルギーは圧倒的でした。

 そもそも、このマンガの主人公は「ドクタースランプ」こと則巻せんべえ博士だったはずが、アラレちゃんの人気が高いのでアラレちゃん主軸に編集部の意向で変更されたとか。人気マンガと言うのは作者の手を離れた所でどんどん変質していくのですね。

 ご冥福をお祈りします。