5月の課題

 4月はちゃんとゲーム会に行きました。

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 茨城会も行きました。

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 と言うことで事態が進展しました。

 5月の課題は、

1:カロリング朝の黄昏

 2度目の対戦を予定しています。シナリオ2へ進んで一世代後の状況で戦う予定です。

2:大東亜共栄圏

 茨城会ではこちらの対戦を計画中です。

3:KHET

 母が亡くなり実家の荷物を整理しています。

 その中で大箱のゲームで売れそうなものは売る方向で。

 これも売ろうかと思うのですが、その前に最後に一度対戦して供養しようかと思っています。

 割と大物が並びましたので、今月の課題はここまでに絞ります。

 

オッペンハイマーの2回目を見る

 5月1日は、弊社は出社免除なので例年、夫婦で映画を観に行っています。

 今年はオッペンハイマーをという話しになりましたが、家内がそれほど関心が持てないというので一人で行って来ました。

 2回目で観ても、期待に反して決して判りやすくはなりませんでしたね。

 女好きのオッペンハイマーについて妻のキティーがきちんと証言してくれるのか陣営は危ぶみますが、本人はそういった懸念は下世話な外野がしているだけでわたしは彼女を信じているというシーンが不思議に思えました。

 そのキティーが証言している時に、オッペンハイマージーンと関係している幻が見えるシーンは強烈です。

XXIを入手する

 プチウォーゲームショップ。

 今度はATOの海戦クワドリ「シーモンスターズ」からのバラ復刻。

 デザインは、ナチスの原爆開発ゲーム「原子爆弾第三帝国が原爆を作る」のスティーブン・クンリッフェです。

 開発ゲームと言う点では共通性があり、第三帝国が主役と言う点でも共通しています。 

 この型のUボートについては、ちゃんとウィキペディアもあります。

UボートXXI型 - Wikipedia

 読んだ感じでは潜在能力は高そうです。これを量産するという夢を目指します。ソロプレイゲームです。

アイアンクローを見る

 GWに入ったので頑張って見てきました。

 日比谷シャンテです。前週まで日比谷TOHOでやっていたのですが、この日から移っていました。シャンテ分のチケットもTOHOの4Fで買うものだと思い込んでいたら、違うのですね。購入メニューに出てこなくて焦りました。

 シャンテ館(向かいのシャンテデパートに非ず)の1階で購入して4階のスクリーンへ。

 迷った都合で開演時間を過ぎましたが本編直前には着席できました。

 オープニングはコーナーに詰められた相手の目線でストンピングを連打してくるフリッツ・フォン・エリックの白黒映像。この画角はプロレス中継でも近年はあまり見ません。怖い!

 主役は兄弟思いの長男(実は次男)のケヴィン。

 まずケヴィンだけがデビューしていて、ジノ・ヘルナンデス、ブルーザー・ブロディ組を相手にシークレットパートナーと組んでタッグマッチ。この試合のトレイラーを撮るのですがマイクアクションが上手くないケヴィンは失敗を繰り返します。見ていたデヴィッドが、「ボクが変わってやろうか? でも、それじゃあシークレットパートナーじゃなくなっちゃう」。そうデヴィッドのデビュー戦なのです。

 当日の会場で開場直前にブロディが、「コーナーに振られたら大人しく叩きつけられろ、そこに俺がタックルするからそれを避けて」、で、ケヴィンが「俺がコーナーポストに上ってクロスボディでフィニッシュする」と決着シーンの打合せをします。

 この後でケヴィンのサインを求めてくるカワイコちゃん役のリリー・ジェイムスが、素っ気なくサインだけするケヴィンに、「社交的じゃないのね」「せめて、『名前は?』とか『一杯のまない?』とか言えないの」と手厳しい。ケヴィンがその通りに鸚鵡返しすると、彼の腕をとってバーへ。

 バーで、パム(ジェームス)が「フェイクなんでしょう?」と聞くのに、「真剣勝負さ」と答えます。まぁ、そう答えるものと決まっています。するとパムは考えて言葉を選んで「pre-arranged ?」と再質問。上述の通りで、まさにその通りなのですがそれは判っていても言わないお約束。

 エリック兄弟は説明的なセリフがなくても、だれが誰だか判る程度には似ています。

 相手のレスラーも、ブロディや、フリーバーズのような判りやすいキャラはさすがに一見して判ります。途中でケヴィンと組むマッチョがいるのですが、見たときはポール・オーンドーフかと思いましたが、帰りの電車で考えるに、この時期はWWFでホーガンと戦っているはず。そうすると、レックス・ルーガーでしょうか。

 ハーリー・レイスや、リック・フレアーは重要人物なのでそれなりに一目瞭然。部分的に本人映像を繋いでいるのかと思いましたが、どこがそうかと指摘できるほどには判りませんでした。

 この辺、リアルタイムでプロレスを見ていたので、ストーリー的にデヴィッドが日本で客死するのや、ケリーが自死するのは承知してみていましたが、兄弟愛の映画の中で見せられると、やはり辛いものがありました。

 ケリーがWWF入りしてインターコンチネンタル王座を獲得するシーンは、当時映像かと思いましたがミスターパーフェクト(カート・ヘニング)の背中が映りました。

 家族愛の人ケヴィンの視点で一家の呪われた歴史を見るので終始つらい映画ですが、いちばん幸せだった頃はケヴィンがパムと結婚した場面です。

 兄弟全員で踊るのですが左からデヴィッド、マイク、ケヴィン、パム、いちばん右の顔を伏せてしまっているのがケリーです。

 最後はジェリー・ジャレットに団体を売って店じまいする所までやりました。

 エンターテイメントとはとても言えないので、あまりお薦めしませんが、プロレス史的には非常に考証はちゃんとしていました。

 特に前半部分では、NWA世界チャンピオンというものの格が非常に高かった時代の空気が感じられました。

宇宙家族カールビンソン2を読む

 1と一緒に発掘してきました。

 この巻ではベルカの昔の同僚のライカの鬱屈した心情が丁寧に描かれます。本当はベルカのことが大好きだし、みんなとも仲良くしたいのですが、ひねくれ者キャラがすっかり身についてしまいそういう風には振舞えないのです。

 前巻で登場した「イセワン」に続いて現住巨大生物、「春」が登場します。

 草上先生の「ゆっくりと南へ」を思い出させます。

茨城会:フランス革命1789を対戦プレイする

 お声掛けいただき北上しました。

 池田康隆さんの最新作。

 当日の朝に1ターンだけソロプレイしてみました。シークエンスの確認と、キャッシュフローの確認です。

 で、いきなり本番。

 ざっくり振り返るには政体を示せば良いことが判りました。

 絶対王政絶対王政→共和制→共和制→帝政→絶対王政となりました。

 最初のターンに立憲君主制に移行するのに失敗して絶対王政が維持されました。

 これによりルイ16世とアントワネットを持ったラインさんが先行。

 筆者はロベスピエールを買って世界の敵になるのは避けたかったのですが、他を落札する機会をことごとく逸して第3ターンにロベスピエールに、かくなる上は共和制を永続させてと思いましたが、3,4ターンに維持するのがいっぱいいっぱいでした。

 第5ターンには、それまで最下位で雌伏していた喜多川さんがナポレオンを落札して一気に帝政へ。

 最終ターンの政体次第となりましたが、大混戦となり王政復古と共和制の争いとなり同点だと帝政継続だしということに。最後は王政復古が成ってラインさんが逆転勝利して終わりました。

 最終ターンにロラン夫人と、シャルロット・コルデーを握って行けそうだと思っていたのですが、ターゲットが多すぎて過負荷攻撃に負けました。シェイエス(7VP)を誘惑してナポレオンを暗殺したのですが、4人中3位。

 結果から逆算すると、その時点では何者でもないルイ16世を誘惑するのが正解だったのですが、王政復古になるとは読み切れませんでした。また、自分が目指している共和制再開と異筋なので、非常に選びにくい選択肢だったと思います。

 最終的には盤面でも王党派の圧勝でした。